管理栄養士国家試験合格に向けてチャレンジする人を応援するブログ

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朝の目覚めと朝食と目標の話

皆さん、こんにちは。

 

今回は前回の続きで、目覚めを良くするコツの話です。

 

普段夜更かししている人が、朝の決まった時間に起きる事が出来なかったり、リズムを崩して目覚めが悪かったりするという話をしました。
そんな人が言い訳で「低血圧です」という事があるようですが、ただ単に寝不足・睡眠の習慣をつけていないだけです。

でも、中には本当に低血圧だという人もいます。

生活リズムが一定であっても、なかなか快適な目覚めを得る事が出来にくい人もいるからです。

ただ、「低血圧」というと、身体の線が細かったり、普段の行動も活動的でないようなイメージがついています。

ですが低血圧の方でも、活発に行動されている人も当然いるのです。

 

ではどこが影響を与えているかというと、「食習慣ではないか?」という視点で考えます。

普段から食が細いため、必要なエネルギー・栄養素を補う事が出来ていないという事です。

 

低血圧の症状と似たものとして、貧血があります。

共通点は多く、

・めまい
・立ちくらみ
・耳鳴り
・頭痛
・動悸
・疲れやすい
・全身がだるい
・肩こり
冷え性
・顔色が悪い

が挙げられます。
低血圧と思っているかもしれないし、実際の数値もそうなっている部分があるかもしれませんが、この鉄分のようなミネラル不足や、根本的な栄養不足・栄養失調のために症状が出ている場合も考えられるのです。

私の知り合いの女性にも、普段は元気なのですが、貧血で悩まされ、症状が出た時は満足に歩けないほどでした。
薬で代用していましたが、普段の食事は諸事情の部分もあり、かなり偏っていて鉄分を補えるような内容ではありませんでした。

 

あるサイトで低血圧改善の方法として、

・夜は早めに寝て、十分な睡眠をとる(夜間に副交感神経をしっかりはたらかせるため)
・早寝早起きのリズムをつける
・朝は日光を浴びる
・朝起きたら熱めのシャワーを浴びる
・朝からタンパク質が多い食事を摂る(さかなやささみ、チーズ、大豆などが良いです)
・食事は毎日3食、バランス良く
・1日10分でも良いので、ジョギングやストレッチ、体操など軽い運動をする
・普段から歩く時間を増やして脚の筋肉を鍛える
・できるだけお風呂に入って血液の流れを良くする&体を温める

という事を挙げていました。

 

運動のような行動部分は置いておくとして、食事部分のたんぱく質補給と、食事をしっかりとるという部分は賛成です。
低血圧症状を訴える人が、赤身のステーキをガツガツ食べているという姿は、あまりイメージとして結びつきません。
米飯・野菜・果物やお菓子を食べているというイメージを勝手に持っています。(←偏見ですね)

イメージはともかく、たんぱく源をしっかりと取らないと、身体の修復が出来ず、行動する力が出にくくなるという危惧を抱きます。
身体に大きな作用をもたらすホルモンも、たんぱく質が大きく影響していきます。


後は、朝起きた時に楽しい事(ポジティブな事)が待っているかどうかです。

子供の頃、運動会や遠足・クリスマス会といったイベントがある時や、欲しいゲームの発売日当日の朝は、目覚めが良いと思います。

逆に、連休明けの学校や仕事の日、行きたくない取引先や会いたくない人との打ち合わせがある日のような朝は、目覚めが悪いと思います。

これに関連付けて、楽しい事が待っているような状況を作っておくという事です。

例えば、朝起きたら冷蔵庫に入っている大好きなプリンを食べるとか、朝の気持ちのいい環境で散歩をするとかいう状況のようなご褒美を用意しておくという事です。

 

また、前日の夜から「明日は朝からこれとこれをする」と、明確な計画を立てておくのも有効です。

その予定が重要であればあるほど、計画通りに進めようという意思が働きやすくなるからです。

それが、自分の事ではなく「他人のために」行う事なら、より効果は出やすいです。

当日の弁当を作るという時も、自分の分だけでなく、子供のために作らないといけないという状況であれば、より強い意志が働くと思います。

中には諦めて「買っていきなさい」という人もいるかもしれませんが・・・。

 


こういった事を利用しながら、朝の目覚めを良くしたり、布団からさっさと出て行動するためのきっかけにしていって欲しいです。


朝も寒くなってきて、意志もくじけやすくなるかもしれませんが、ダラダラしていても何も良い事は起きず、状況は確実に悪化していきます。


元気に行動していけるよう、情報を集め、実践し工夫をしていきましょう。

 

 


今回は、ここまで。