管理栄養士国家試験合格に向けてチャレンジする人を応援するブログ

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朝の目覚めは良いですか?

皆さん、こんにちは。

 

今回は、朝の目覚めを良くする方法についての話をします。

 

最近、朝はグッと冷え込んできましたね。

布団から出るのがつらくなってくる時期だと思いますが、いかがでしょうか?

そのまま居心地よく2度寝をしてしまい、遅刻しそうになったことはないでしょうか?

布団から出たとしても、頭がボーっとしてしまい、調子が出ないまま午前の貴重な時間を過ごしていないでしょうか?

 

朝の目覚めを良くするには、いくつかコツがあります。


まずは、睡眠時間です。

普段から睡眠不足になり続けていないでしょうか?
また、睡眠時間や起床時間がバラバラでは無いでしょうか?

 

長期間の睡眠時間不足のダメージは、どんどん蓄積していきます。
昼食後に短時間の睡眠を確保できるというならまだいいのですが、それすらも出来なければ、かなり深刻です。
睡眠不足は、酒を飲んで酔っている時と同じくらいの状態になります。
眠気を我慢しているような時は、集中力・判断力・持続力といった部分に大きな影響を与え、効率が悪くなります。

 

また、起床時間がバラバラな事も大きな影響を与えます。

身体には、起床時に作用するコルチゾールというホルモンが存在します。

コルチゾールには、血糖値を上昇させる働きと、身体と脳の興奮状態をもたらす働きがあります。

このコルチゾールの働きにより、起床の準備が2~3時間程度の時間をかけ、ゆっくりと自然に目が覚めるように働いていきます。

起床時間が同じだと、この働きによりいつもの時間に目覚めるようになります。
夜更かしをして、睡眠時間が3~4時間だったとしても、いつもの時間に目が覚めるようになりやすいです。
目覚ましをかけなくても目が覚めるようになったり、休日にゆっくり寝ていようと思っても、普段通りに目が覚めるのはこのためです。

海外旅行に行った時の時差ボケも、これが大きな影響を与えます。

ですが普段から起床時間がバラバラになっていると、身体は「いつ起床したらいいのか?」が判断できなくなってしまいます。
30分~1時間程度のズレならそこまで大きな影響を与えないですが、「寝だめしよう」と3~5時間も普段より長く寝てしまったり、夜勤や3交代制等で睡眠時間がコロコロ変わってしまうと、目が覚めた時に爽快感を感じにくくなってしまいがちです。

身体がいつ起きるかを判断できず、コルチゾールが最適な目覚めの環境をつくり上げる事が出来なかったためです。

目覚ましがなっても起き上がる事が出来なかったりする時の大きな要因は、この2点にあると考えます。

 


次は、食事や睡眠以外の生活習慣についてです。

朝起きれないのが、栄養不足であったり、疲労感の少なさにあるのではないか?という事です。

 

朝起きれないから朝食を食べる余裕が無かったりすると、総摂取エネルギー不足や微量栄養素の摂取機会損失という事も考えられます。

「低血圧だから、朝がつらい」という人もいると思います。
昔テレビで、終電の時間を過ぎても大騒ぎをしている女性社員にインタビューをした際、低血圧かどうかを聞いたら、元気良く「低血圧で~す」と大笑いしながら答えていた人がいました。
そういう人は、単に寝不足で起きれないパターンだと思いますが、そうでない人も当然います。

 

少し長くなりそうなので、次回に続けます。

 

 


今回は、ここまで。