管理栄養士国家試験合格に向けてチャレンジする人を応援するブログ

独学で学習を進める人をはじめ、受験勉強中の悩みを解消するための情報をお伝えしていきます。

朝食を食べるタイミングについて

皆さん、こんにちは。

 

今回は、朝食についての話をします。

 

皆さんは、どのタイミングで朝食を取りますか?

私は結構遅めだと思います。

朝5時前後に起きて、8時から9時くらいに食べるようにしています。

だいたい、起床後3~5時間後の間という感じでしょうか?

それまではコーヒーや水を飲んで水分の補給はしています。

皆さんは、どうでしょうか?

朝食を食べないと良いという話をするつもりはありません。

 


朝食の定義ですが、


朝食(ちょうしょく)とは、朝に摂る食事のことである。
朝餉(あさげ)、朝飯(あさめし)、朝御飯(あさごはん)とも。
英語風にブレックファーストやブレックファスト、ブレイクファースト(英: breakfast) とも言う。


朝起きて、最初に食べる食事である。
1日の食事の中では比較的軽食である場合が多い(ただし英国など一部地域ではしっかりと摂る)。
朝起きてから実際に活動に適した体温に上がるまでに、若干の間があり、この体温上昇を促し、午前中~日中の活動に必要なカロリーを摂取する必要もあるが、まだ消化器官が活発に活動していない時間帯ともあって、消化しやすい炭水化物が中心となる傾向が強い。

多くの栄養学者は一日の活動を始めるための大事なエネルギーと栄養を供給する食事として朝食を摂ることを薦めている。
逆に摂らない方がよいと主張する医師なども存在する。


ウィキペディア参照

 

 

となっています。

朝食が必要という方は、

・朝食を食べない → 空腹でストレス増大 → 昼食や間食でドカ食い → 太る
・朝食を食べないと頭が働かない
・朝食抜きは低血糖になる

 

という事が懸念されるからのようです。

逆に朝食がいらないという方は、

・食べなかったら習慣化され、問題無くなる
・食後眠くなるので、食べない方が良い
・食べる量が減るので、ダイエットにむく
・朝は忙しい時間帯なので、食後に動き回ると胃腸に負担がかかるので食べない
・朝は排泄の時間なので、朝食は食べない方が健康にいい

 

という事のようです。

私は、両者とも「一部は同意」という感じです。

 

必要派の中で一番否定するのは、恐らく「朝食を食べないと頭が働かない」ではないかと考えます。

私は起床後、朝食を取らずに学習を始め、ひと段落がついたら食事という感じでした。

朝4時起床後、9時前後に最初の食事だったので、約5時間後の食事です。

その間、集中出来なかったか?と言われれば、「NO」です。
めちゃくちゃ集中して学習を進める事が出来ました。

この考え方は、「朝食抜きは低血糖になる」という所にも繋がっていると思います。

ご飯を食べる事で、ブドウ糖(ここを論点にするのが間違いだと思うが)を補給する事で脳に栄養を与え、頭が働くようになるからと訴えているが、そこがおかしいと考えます。

 

脳の栄養は、糖質と脂質の両方です。

糖質を摂らずとも、脂質があるので栄養は十分確保できます。
また、ブドウ糖の多い食事をして、運動したり、肉体に負荷の大きい労働をするというのなら理解できるが、学校や研究職のようにあまり身体を動かさない行動が待っているというなら、私は逆効果だと考えます。

 

ブドウ糖を多くとる事で、血糖値が急上昇と急降下を行ない、眠気を誘発するなど、思考に関する機能を低下させてしまうリスクが高くなります。

昼食後寝た方がいいと言っている人も、ココには突っ込みません。
朝までたっぷり寝たから朝食後は絶対に眠くならないとでも言いたいのでしょうか?

 

私はここの部分には異論を唱えたいです。

朝起きて、頭がボーっとするという人は、朝食を取らなかった事だけに要因があるわけでもありません。

・前日の睡眠時間はどうだったのか?
・精神状態はどうなのか?
・身体や脳をリフレッシュさせないままではないのか?

こういった部分が全く語られていない事に対して、不思議に思ってしまいます。

食事をすればスイッチが働いて、頭も体もスッキリし、学習効率がアップするというようなことを聞いた事がありますが、朝食だけがきっかけではないと思います。

なぜなら、食事をしなくても、前日から十分な睡眠とリフレッシュさえできれば、朝食を取らずとも、物事に立ち向かう事が出来るからです。
そして私も朝食不要論者も、食べなくてもしっかりと活動が出来ているという事実があるからです。

私は朝食後に身体を大きく動かす事を目的とした予定がないなら、身体が欲したタイミングで糖質を抑えた食事を軽くする程度で十分だと考えています。

でも、身体を大きく動かす事が必要だとしても、糖質抑えめの方が、消化に時間がかからなくなるので、お勧めします。


朝食賛成派で、質が悪いなと考えるのは、

「起床後1時間以内に朝食をとる」

という話です。
これは、食事回数を5回程度に増やし、一回の食事量を減らしてダイエットにしようという考え方のようです。

運動のような身体に負荷のかかる事をし続けるのなら良いのですが、そうでない人は避けた方が良い考え方だと思っています。

食事回数を増やす目的が、ただ単に少量にして食べ過ぎないようにするという事だけを目的にするなら悪くは無いかな?と思いますが、血糖値を安定させるためというなら、絶対避けなければならないです。

血糖値を安定するという考え方は、つまり、

「血糖値を高値で安定させる事で、血糖値の上昇下降の急激な乱高下を防ぐ」

ことが目的となっているからです。

 

こうなるとどうなるか?

インスリンが通常以上の量が出っぱなしです。

 

これが続くとどうなるか?

すい臓が消耗し、インスリンが放出されなくなり、糖尿病を引き金に多くの箇所にダメージを与えていきます。

もし、血糖値を安定させるというのなら、低値で安定させないと心身に大きな影響を与えていく事になります。


私は、受験時の朝食は、納豆・卵・めかぶパック・油を混ぜた物を調味料で味付けして食べてました。

それで、次の休憩である15時前後くらいまで、空腹や眠気にさいなまれる事なく、学習を進めていました。

 

以前に話しをしましたが、満腹状態でない方が、人は活発に行動する事が可能です。
消化にエネルギーを使う事がありませんから、その分を行動に使う事が出来るようになります。

 

仕事の日や、学校の日だと厳しいかもしれませんが、休日や遅めの出勤が可能な時は、遅めで軽い朝食を試してみて下さい。

今までに無い、好ましい感覚を得る事が出来るようになるかもしれませんよ。

 

 


今回は、ここまで。