管理栄養士国家試験合格に向けてチャレンジする人を応援するブログ

独学で学習を進める人をはじめ、受験勉強中の悩みを解消するための情報をお伝えしていきます。

記憶と感情の話

 

皆さん、こんにちは。

 

今回は、記憶と感情に関する内容についての話です。

 

前回、記憶を心でするのは大事という話をしました。

これは、タレントのようなテレビで活躍する人にする話かもしれませんが、当然日常にも役立ちます。

trdschoolmm99.hatenadiary.jp

 

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以前の記事ですが、暗記を効率良くするために、身体を動かしたり、リズムを作り出すと覚えやすいという事や、
より効果的にすすめるために、競争意識や楽しいと思える事を組み合わせ、やりきったらこんなにいい事が待っているというご褒美を用意すると良いという話でした。

これらは、どちらかというと頭よりも心で記憶する方のアプローチです。

言葉にリズムを作って覚えるというのも、その一つです。

普段やらないような事をすると、記憶に残りやすいです。

その初めての経験や、感情に強く残るような方法を利用して、記憶に残し学習を進めやすくします。

おかげで、記事にものせましたが、「セルロプ~ラス~ミン~」のリズムは、それが持つ意味とともに、今の所記憶に残っています。
その単語を見るたびに、その時は専門学校生でしたが、当時の教室のどこの席で、どんな天気で(晴れてました)何時ごろでどんな姿勢をしていたかまで、5年位経ちますが鮮明に思い出す事が出来ます。(桜金造さんの姿まで一緒に思い出してしまいます)

 


少し前に、勉強を始める時のルーティンを作るという話をしました。

勉強開始前はこれで良いと思いますが、勉強している最中に注目して欲しいです。
いつの間にか、勉強を進めるルーティンが完成されている場合があります。

勉強をしているパターンは同じになりがちです。
これが順調に成績を伸ばしていたり、学習を進める事が出来ているなら問題無いと思います。

ですが、いつも2時間くらいしたら入り込むことが出来なくなったり、いつの間にか睡魔に襲われたりしているという、勉強に集中しづらい習慣が身についている場合もあります。

そんな時は、今までやった事が無い事をやってみるのは、とても有効に思えます。

例えば、
ずっと座りっぱなしだったのを、部屋をウロウロしながら単語帳をめくってみる
部屋に閉じこもってばかりいたのを、1時間くらい散歩の時間にあてる
家で学習しているのを、近くのコーヒーショップに場所を変えて参考書に目を通してみる
スポーツ観戦をするためにスタジアムへ行き、試合開始まで一問一答式のテキストに目を通す

色々なパターンを作り出す事が出来ると思います。

別の記事でも書いた、「模擬授業」というアウトプットを行なうというのも、効果的だと思います。
私も模擬授業を一人で行ない、スムーズに話す事が出来ない部分を見つけ、自身の理解していた気になっている未完成部分を重点箇所に位置付け復習していました。

 

力士がテニスをする事で、普段使わない筋肉を使う事により効果的なトレーニングになるように、普段やらない事(やり慣れない事)をすると、いつもなら気付かない事に気付きやすくなります。

その新しい気付きが刺激となり、今までとは違う視点で物事を見る事が出来る可能性が大きくなっていきます。
研究室に閉じこもっていた学者が、煮詰まってしまったためコーヒーを飲みに行ったり、公園を散歩したり、ベンチに座ってぼんやりと景色を眺めていたら、新しい発見に気付いたという話が結構あります。

環境に変化を与える事により状況が好転する一例です。

 


勉強方法は、一つではありません。

色々な情報を取り入れ、自分なりにアレンジしながら学習に取り組んでいきましょう。

少しでもやりづらい部分を感じたら、調べたり考えたりして、少しでもやりやすい環境をつくり上げれるようにしていきましょう。

そうすれば、学習効率が飛躍的に向上する可能性があるからです。

うまくいけば成功体験として記憶に残りやすくなります。

ほんの些細な事でも、以前より改善出来たという事実が確認できれば、プラスの感情に訴えるものになります。

そういったものが積み重なって、「ここまでやったんだ」「ここまで仕上げる事が出来たんだ」という自信にも繋がっていくと考えています。

 

 

今回は、ここまで。