「中だるみ」してませんか?
皆さん、こんにちは。
今回は、勉強中どうしてもやる気が出ない人向けの話をします。
以前の記事で、このような事を書きました。
この中では、学習開始の前に机の上を片付けて、スッキリした状態にした方が集中しやすいという内容です。
合わせて、部屋の掃除をすると集中を妨げるものを排除できるし、身体を動かす事でリフレッシュ効果も期待できるという内容です。
以上は集中力を増すための行為なのですが、それでもなかなか学習が捗らないという時があります。
それが1~2日程度なら問題無いのですが、1週間近くそういった状態が続いたりしていると、そのまま受験自体の意欲が失われる致命傷になる可能性もあります。
そうならないように、どういった事を意識したらいいかの、一つの方法論としての話をしていきたいと思ってます。
「皆さんは、なぜ管理栄養士になりたいのでしょうか?」
受験するという事は、何かしらのきっかけや理由があっての事だと思います。
その時の気持ちを持ち続けているでしょうか?
なりたい理由を、心から望んでいるでしょうか?
大きなポイントは、ここにあると考えています。
多くの人は、「収入を増やすため」とか「より多くの仕事をして貢献するため」とか、「憧れの人のような管理栄養士になりたい」とか。
他にも多くの種類の理由があると思いますが、何かしらの思いがあっての事だと思います。
その思いが具体的であればある程、モチベーション高く試験に臨めると考えます。
なぜ管理栄養士になりたいの?という問いに対して、
「みんなが目指しているから」
「就職に有利だから」
合格出来る出来ないは別として、この理由だけなら少し弱いです。
長い期間色んな誘惑に負けず、管理栄養士国家試験合格に高いモチベーションで挑み続けるには、少し(かなり?)足りないのです。
私はですが、管理栄養士の資格を取るために5年の計画を立てました。(私は5か年計画と呼んでいます。)
2年制の栄養士専門学校を卒業して、3年の実務経験が必要なので、制度上最低5年がかかるからです。
また、その5年後から2年以内に独立をし本を出版するというのが、当時私が立てた計画でした。
社会人から学生に舵を切る事は、かなり大きな動機付けが必要です。
安定した毎月の収入が入らなくなります。次に待つのは貯金を切り崩しながらの学生生活で、収入は無い、または激減するからです。
私は当初、スポーツ分野で何とか貢献できないかと探している所、スポーツ栄養学の存在を知り勉強したくなりました。
薬剤師にはかないませんが市販されている医薬品の知識があり、これに食事に関する知識を合わせると、幅広い知識を提供できると考えて、「いける」と思いました。
「発信する情報に説得力を持たせるために、管理栄養士という資格持つ」が最初の目標となりました。
その目標を掲げた後、私は書店で管理栄養士国家試験の参考書のページをめくりました。管理栄養士になるためには、どんな勉強をしないといけないかを確認しないといけないからです。
目を通してみると、ある程度登録販売者試験の問題と通じる所がある事が分かりました。
これなら目標である管理栄養士になれる可能性は大きいと考え、決断しました。
「やりたい事をやりきろう」
そう考えました。
専門学校入学後、学校の図書館で本を読み漁りました。
知識を増やすためにも必要な事だと思ったからです。
毎日のように本を借りていたら、学校内で1番の利用者になってしまいました。
そこで糖質制限との出会いがありました。
まとめると、管理栄養士になりたい理由として
管理栄養士として生きていく
本を出版するため
スポーツ栄養の分野に貢献する
糖質制限に精通する
表現・発言に説得力を持たせる
人々の「健康」に貢献する
があります。
あまり収入に関してのモチベーション(動機付け)は無かったです。
当時勤務先で、管理栄養士として勤務していたら、3万円くらいの手当てがつくという話もありましたが、どちらでも良かったです。
頂けるというのなら、当然の報酬なので遠慮せずに頂きますが(笑)。
継続して収入を維持するよりも、「自身のやりたい事をやる」という方が、モチベーションとして高かったからです。
もっと細かく言うと長くなるので割愛しますが、それくらい話が出来るほどの考えを、最初の5か年計画を遂行している最中色々な検証を繰り返しながら、軌道修正をし続けました。
当初思っていたようにはいかなかった部分や、踏み込み切れなかった部分もありました。
ですが、この「管理栄養士になりたい理由」がハッキリとしていて、さらに煮詰める事が出来たからこそ、初めて受験した試験で合格出来たのではないかと思います。
試験1カ月くらい前には、「ここまで将来の事を考えて、学習を進めてきている。このまま学習を継続できたら、私は合格出来るんだ。」と、頭の中では考えていました。
不安ももちろんありましたが、それ以上に合格出来るという信念の方が強いという心理状態でいました。
学習し続けているうちに、机に向かうのがつらい時期もでてきました。
「でも、これを乗り越えたら、合格にまた一歩近づけるんだ。」
と言い聞かせ、少しづつでも学習を進めようとしました。
その時の原動力の一つとなったのが、私の「管理栄養士になりたい理由」です。
管理栄養士の資格をとったら、どうするのか?(どうしたいのか?)
机に向かうのに少し抵抗が生まれるような時は、一度思い返してみたり、考えてみるのも良いと思います。
今回は、ここまで。
時間を有効に使えていますか?
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