管理栄養士国家試験合格に向けてチャレンジする人を応援するブログ

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模擬試験成績表の各社の違い(SGS編)

皆さん、こんにちは。

今回は私が受験当時、2社の模擬試験を受験しましたが、各社で成績表のデータ集計が異なります。

そこで、各社がどのような傾向で分析するのか?

実際に私の元に届いた成績表を見てもらおうという内容です。

ただ、これは私が受験当時の資料になるので、リニューアルされている可能性もあります。あくまでも当時はどうだったのかという事を前提として、話しを進めていきます。

 

私は、模試を1月に2社受験しました。

「SGS」と「RDC」です。(敬称略)

 

今回は、SGS社です。

 

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表面には、

・得点・正答率・合格判定

得点:午前・午後・総合でどれだけの点数を獲得できたか?

正解率:午前・午後・総合それぞれで何パーセントが正解を占めているのか?

合格判定:判定基準が設けられています。

A:60%以上、B:50%以上60%未満、C:40%以上50%未満、D30%以上40%未満、E:30%未満

 

・全国の成績

午前・午後・総合それぞれで、全ての受験者での平均を表示しています。

明確な総受験者数の記載は無いです。

 

・正解数分布

20点ごとに区切られていて、自分がどのグループに属しているか?そのグループにどれくらいの人数がいるか?他のグループにはどれくらいの人がいるか?をグラフで表しています。

このグラフの長さでその時点での大まかな受験者総数を確認できます。

私は自宅受験を選択し、解答後すぐに郵送しました。

SGSに届き次第集計し、返送されるので、まだ未受験の人も多いと思います。

グラフに記載されている分を合計すると、この時点では約500名での分布表となります。

 

・科目別成績

試験は10個の科目に別れていますので、それぞれの正解数・正解率・全国平均が記載されています。

 

・科目別正解率

科目別成績を基にして、受験合格の目安である60%のラインに対し、自分の結果がどうなのかをグラフに表しています。

 

の項目があります。

 

 

続いて裏面です。

 

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裏面は、設問別成績です。

出題された問題が、どの項目から出題されたのかという「項目」と、その問題で自身がどの選択肢を選んだかの「解答」、問題の正解を表す「正解」でまとめられています。

 

 

以下は私の感想です。

 

良いと感じたのは、科目別正解率や正解数分布をグラフで表している事です。

一目でどの科目(私は公衆・人体が凹んでますが)が正解を導けたのか?が分かります。

正解数分布でも、その時点でどれくらいの範囲の中にいるのかをチェックする事が出来ます。

裏面の設問別成績でも、項目が明記されているので、どの部分が自身の弱点なのかが把握しやすいです。

画像で分かるように、人体の部分で29問目から38問まで全て誤答なので、結果を見た時にかなり焦った記憶があります。

白くなっている部分が自分の出来ていない所なので、結果が届いてからミス問を中心に学習を進めていきました。

 

データとしてほしかったのが、設問に対する他者との比較です。

自分のデータしかないので、他者と比べる事が出来ないのです。

「他者の大多数が正解しているけれど、自身は正解していない」という事を知る事が出来ないです。

大多数が正解するという事は、絶対に落とせない問題という事です。

その項目の基礎が出来ておらず、同様の出題があればまたミスしてしまうという可能性が非常に高くなります。

試験は、「みんなが正解する問題は、絶対正解する。」が原則です。そうでないと合格は出来ません。

それを知るための細かいデータが無いのは、残念に思いました。

 

今回は、ここまで。