管理栄養士国家試験合格に向けてチャレンジする人を応援するブログ

独学で学習を進める人をはじめ、受験勉強中の悩みを解消するための情報をお伝えしていきます。

そろそろアウトプットを重視していく時期です

皆さん、こんにちは。

 

今回は、アウトプットについて話をしていきます。

 

もう、11月を迎えてしまいました。
管理栄養士国家試験の試験日が、来年の3月4日なので、残り120日といった所です。

学習は、計画通り進んでいるでしょうか?

 

受験当時、私は9月から学習を開始しました。

そして今ぐらいの時期から、重点を参考書から過去問題集へと移し、どんどん問題に立ち向かった記憶があります。

当然ですが、最初は正解をなかなか導けないです。

問題を解こうとしても、問題の意味が分からず、何を求めているのかさっぱり理解できなかったりという事がほとんどでした。

そういう事を過去の経験上知っていたので、私は過去問を読み、その解答を読んでいました。

 

最初は、解く事を意識せず、読んで知識を深めるようにしました。

まず読み込み、試験はどういった感じで出題されるのか?どのような傾向の問題が出題率が高いのかをチェックしていきました。

 

当時の私は、単元2の「人体の構造と機能及び疾病の成り立ち」の200問から取り掛かり、1回目は読み、2回目から解答し始めました。
人によっては3回目から問題を解くでもいいかもしれません。
他の単元に目もくれず、2週間くらいかけて3~4周繰り返しました。
その間、単語帳に弱点を書き込み、いつでも覚えられるようにもしていました。
その後別の単元に移って同じように繰り返すのですが、学習開始前に単元2を一通りページをめくってから、別の単元部分の学習をするようにしていました。

それくらい、私は単元2に重点を置いていたのですが、理由は配点が高いという事と、他の単元にも共通する部分が多々あるので、疎かに出来ないと考えていたからです。

 


学習の方法には、インプットとアウトプットがあります。

例えると、インプットは参考書を中心とした学習方法で、アウトプットは過去問題集を中心とした学習方法です。

 

参考書を読み進めていく事で、知識を増やす事が出来ます。受験勉強初期は知識が乏しい状態からスタートしますので、とても役に立ちます。

ですが、インプットばかりを行なっていても、試験に合格するのはとても厳しいです。

参考書だけでは実際の試験問題の出題傾向がつかみにくいですし、問題を解くためのテクニックを身につける事に関しては効率が悪いからです。
また、インプットを中心とした学習方法では、範囲は大きく広がってしまい、時間がいくらあっても足りなくなってしまいます。

 

ではアウトプットを中心とした学習方法だとどうなるか?
過去5年間分の問題集であれば、200問×5年分で、計1000問。
この1000問の理解と分析という、限られた範囲をつきつめていければ、合格にぐっと近づく事が出来ます。

 

私は、学習開始後3カ月めで、過去問題集中心の学習方法を始めました。
きっかけは、まだ一度も開かれていない過去問題集を見て、

 

「そろそろ、開いてみようかな?」

 

というなんとなくの感覚で始めましたが、これは良い方向に転がりました。
問題に目を通した途端、自分がどれだけ問題を解けないかという事実に直面できたからです。
少し中だるみをしていましたが、一気に目が覚め、危機感に包まれながら過去問題集のページをめくっていけました。

 


少数だとは思いますが、11月になってから学習を開始している人もいるかと思います。
また、学習をしていても、なかなか捗らない人もいると思います。

そういった方で、まだ過去問題集に手を付けていない人は、過去問題集に一気にシフトするのも方法の一つです。

 

短期決戦を挑んで、見事に試験に合格した姿を目にしたことがあります。

インプットとアウトプットのバランスをとりながら学習を進めていると思いますが、そろそろアウトプットの方を重視するような計画を立てるのが賢明かもしれません。

自身の計画と進捗と把握しつつ、アウトプットについても忘れないよう、頭に入れておいてください。

 


今回は、ここまで。