人に与える事で、自身を元気にすることが出来る
皆さん、こんにちは。
今回は、前回の続きで、気遣いは大事だという事についての続きです。
前回、受験受付の締め切りに間に合わない可能性があったという話をしました。
大事な試験に際し、本当に忘れる人もいるのか?という事を思うかもしれませんが、実際の所、結構います。
私のように、スケジュール管理に対する意識が弱く、気付いたら受付終了していたという声を上げているのをSNSでも見かけます。
また私自身も、簿記3級でしたが、気付いたら受験締め切りを過ぎていて断念した過去もあります。
資格学校・現役世代であれば、情報は入ってきやすいのですが、独学かつ身近に受験仲間がいないと、情報が入らず閉鎖的な空間になってしまいがちです。
大学受験や難関資格受験のように合格者の絶対数が決まっているような試験では、人のミスに関して「これでライバルが減った」としたり顔をする人もいるかもしれません。
それは事実なのですが、そういった感情を抱きやすい人が成功し続ける姿を、経験上も踏まえあまり聞いた事がないです。
絶対的なレールが引いてあったとしても、そのような人が人間関係も上手くいっているという姿も経験上見た事がありません。
試験を受けて合格を掴み取るために、誰もが必死になるのは当然です。
ですが、そんな中でも他人を気遣う事が出来、応援する事が出来る人は、合格しやすい傾向にあります。
恐らくですが、それくらいの事が出来るくらいの余裕があるから、平常心を維持し、小さい事でもフォローが出来るというのが理由かもしれません。
話は変わりますが、チアリーディングをご存知でしょうか?
ウィキペディアを参照するまでも無いと思いますが
チアリーディング(英: cheerleading)は、チアリーダーが行うスポーツ競技。
本来は応援・応援指揮をするチームのことで、チアリーダーが行なうアクションのことをチアリーディングと呼んでいたが、現在においては、チアリーダーが行なう応援形態から派生したスポーツ競技を「チアリーディング」と呼ぶことが多い。
近年はこのチアリーディングの技術を競い合うスポーツ競技としてのコンクールも盛んに行われており、年々競技志向の傾向が強まってきている。また、チアリーディングの中のアクロバティックに組み体操をする競技のみを指してチアリーディングと称する場合もある。
です。
多少誤解を生むかもしれませんが、学生のサークルをはじめとした団体が、アクロバティックな動きや元気な掛け声で、周囲を応援するスポーツです。
私が初めてその存在を知ったのは、アメリカのNFL(ナショナルフットボールリーグ アメリカンフットボール)の最大のスポーツイベントであるスーパーボウルで、のハーフタイムショーだったと思います。
とてもアクロバティックに、そして最高の笑顔で繰り広げられるダンスに、目を奪われました。
その後、日本でもチアリーディングの演技を見る機会も何度かありました。
ふと思った事があります。
なぜ、彼女達はあそこまで元気なのか?元気に振舞う事ができるのか?
理由は、「人を応援する事で、自分自身を元気にすることが出来るから」です。
プロ野球での外野席やプロサッカーチームのゴール裏で、毎試合必ず観戦し、応援を指揮したり盛り上げたり音楽を鳴り響かせる人達がいます。
彼らの情熱はとても凄いですし、応援で一気にスタジアムの空気を変えるほどの力を持っています。
私は、某プロサッカーチームを応援しています。
今は応援スタンスは違うのですが、当時はサポーターが密集するゴール裏で応援をしていました。
年間で5勝しかできなかった年も、スタジアムに足を運び、応援に合わせて声を出したり動いたりしていました。
勝っても負けても、次の試合での活躍と勝利を願い、日々の活力にしていました。
ここで共通点を探すのですが、声を出し、身体を動かし、感情を押し出すという事だと思います。
さらに大事な部分として、その行為を「大好き・興味を持っている対象に向けている」という事です。
好きなチームを応援するので当然かもしれませんが、チームを身近に感じる事が出来たり、期待以上の活躍をしてくれた時は、テンションが上がり、とても大きな喜びや幸せの感情に包まれる事だと思います。
その時に、ホルモンが働いています。
「オキシトシン」という、別名「幸せホルモン」「愛情ホルモン」と呼ばれるホルモンです。
出産や母乳の分泌に必要なホルモンですが、それ以外にも多くの影響を与えます。
長くなってきたので、今回は、ここまで。