完璧主義者ですか?
皆さん、こんにちは。
今回は、完璧主義者は受験に有利なのか?という内容で、お話しします。
皆さんは、学習を進める時、問題集や参考書の1P目からスタートしますか?
それとも、自分の得意分野や苦手分野からスタートしますか?
完璧主義者には、真面目な人が多いです。
いわゆる職人タイプです。
色々な事にとても熱心に取り組むので、情熱が伝わってきますし、責任感も感じます。
ですがその性格は、受験にとって必ずしも有利に作用するとは限らないです。
逆にマイナスになる場合もあります。
試験範囲は広範囲にわたります。
それを全て、同じレベルの情熱で取り組んでも、時間的に網羅できません。
現役学生ならともかく、働きながら受験する人には、圧倒的に時間が足りません。
管理栄養士国家試験は、200問出題され、120問以上正解で合格となります。
6割以上正解すればいいのです。80問も間違えることが出来るのです。
この試験に限らず、資格試験は、
効率的に学習を進めていき、最低限の勉強で短期間で合格できるか?
が勝負になります。
自分の大事な時間です。
さっさと目標を達成し、次の目標に進むことが大事です。
自分が完璧主義かどうかの見分け方は簡単です。
まず一つは、学習の進行スピードのチェックです。
これは周囲に受験仲間がいれば、すぐに確認できます。
その仲間内で、時間当たりのスピードが一番遅かったら、かなり危険です。
周囲に勉強方法を尋ねて、解消していきましょう。
ただリスクが一つだけあり、グループ全体の進行状況が遅いという場合もあるわけです。もし2カ月経過しても過去問を一通り終わらせていないというような状況になっていたら、かなり深刻な可能性があるととらえてください。
独学で周囲にもいないようなら、ブログをチェックしてもいいでしょう。
勉強の進捗状況を書き込んでいるブログは、結構あります。
その内容の真偽までは確認できませんが、参考になる事は少なくないと思います。
実際、私も2~3件チェックしてました。
後は、資格学校の利用です。
これは間違いないです。
そのなかで一番の人や先生を捕まえて、学習方法をチェックしましょう。
質問に対して、ほとんどの人は親切に教えてくれます。これをきっかけに仲良くなってしまいましょう。そういう人に接する事で、メリットは大きくなります。
ただ、何回も受験を失敗している人は、かなり偏った考え方をしている場合もあるので、それとなく確認しておいてください。
講師にもいろいろなタイプがあるので注意が必要です。
相手のやり方を尊重するあまり、やんわりとした口調でしか回答する事が出来ない人もいます。質問するのであれば、厳しく指摘をしてくれる人を選んだ方が望ましい結果を得られると思います。
勉強は、凄く出来る人、成績のいい人のやり方を、どれだけマネして自分に取り込むことが出来るかによって決まります。
自分のやり方が、必ずしもベストな訳ではありません。
他人との比較検討は絶対必要ですし、良い事を取り入れる事で合格への近道となります。
私は、管理栄養士の試験勉強を本格的に開始したのは、9月からでした。
約半年の時間を試験勉強に費やしましたが、目標の一つに、一発で合格するという事を掲げていたからです。
来年もとなれば、モチベーションも落ちるし、予算も必要となります。
周囲の環境が変わり、現在のような学習時間を確保する事も出来なくなる可能性もあります。
色々な状況に対応できるよう、出来るだけ前倒しで学習を進めていましたので、またイレギュラーな事も少なかったため、後半はある程度の余裕が生まれていました。
もうすぐ9月も終わってしまいますが、大きな方向転換をしても、まだ大丈夫な時期です。
いろいろと情報を集めて、効率良く学習出来るように、工夫を重ねていきましょう。
今回は、ここまで。