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アンパンマンが人気者たる理由を違った角度から考察してみる

皆さん、こんにちは。

 

今回は、子供に大人気のアンパンマンですが、なぜ人気なのか?について、考えてみます。

 

特に0~3歳くらいまでの大部分の子供たちは、アンパンマンが大好きです。

それを少し掘り下げてみます。
なぜ大好きなのか?という事です。

 

少しネットで調べてみました。

顔・丸・正義の味方というキーワードを出していたりしました。
特徴的な容姿や、ストーリー展開。
親の影響や親しみやすさもあると考えられています。


私は刷り込みという視点から考えていきたいと思います。

サイトの中にあった、親の影響の項目をみてみると、

親が見せるから
好きでもないが、アンパンマンという言葉を出している
イラストを描きやすい

という意見がありました。
私は、人形といったキャラクターの入手のしやすさと、マネのしやすさが、一番影響を与えると思います。

 

親が赤ちゃんに用意する玩具には、どんなものがあるでしょうか?
当初はガラガラと音がなるものや、おしゃぶりのようだと思います。ボールもありますね。
成長してくると、次に用意するものはキャラクターグッズではないでしょうか?

イラストが描かれたおもちゃや、キャラクター人形・パペット等だと思います。

それを使って、赤ちゃんをあやしていくと思います。

 

ここです。

 

赤ちゃんをあやす時、柔らかい口調を使いながら、笑顔になっていると思います。
すると赤ちゃんも楽しい気持ちになって、しだいに笑顔になると思います。感情は伝染しますから。
その楽しいというプラスの感情を抱いている時に、キャラクターの人形をセットで使い続けると、両親の笑顔やそのキャラクターを見るたびに子供はテンションが上がるようになります。
一人でキャラクターの人形で遊んだりすることが出来るのは、そういう楽しい思い出が作り続けられた結果だと考えます。
その後成長するにつれ、キャラクターやストーリーを理解できてくるため、より好きになっているのだと思います。

 

子供たちが、スーパーやキャラクターを見つけた途端、「お母さん、アンパンマンアンパンマン!」と声を上げ続ける事があると思います。

それは、その子供がアンパンマンが好きという事もあるでしょうし、そのおやつやおもちゃが欲しいという事もあるでしょうが、ずっと前から、アンパンマンを使ってあやしていたという過去から、そのアンパンマンという存在を知らせたら、

 

母親も喜んでくれるんではないか?一緒に楽しもうよ

 

という感情も含んでるのではないかと思うのです。
母親の状況を理解する事は出来ないが、楽しい事を一緒に共有したいという感情で子供は溢れているでしょうから。


このことを考え出したきっかけとなる出来事があります。

母親が、ある出来事により、悲しい思いをしていました。
息子(4歳くらいの男の子)はその姿を、じっとみつめていました。
彼は、アンパンマンの人形を持って、母親へ歩み寄り、
「はい、アンパンマン
と言って、人形を手渡しました。
母親は、「なんでこんな時に!」と、拒絶して怒ってしまいました。

という話です。

 

いろいろな考え方が出来ると思いますが、こういう出来事があると、少し考えさせられるんですね。

 

同時にしまじろうや機関車トーマスも人気がありますが、アンパンマンにはかなわないようです。

特徴的なセリフが無く両親がものまねしにくいという事と、両親がイラストを描きにくい(似せづらい)部分に理由があると考えています。

 

すこし話がずれますが、「ポケットモンスター」と「デジタルモンスター」をご存知でしょうか?

似たような感じの構成のアニメですが、前者は有名ですね。

主人公が、かわいらしいデザインのモンスターと一緒に冒険をするというものです。

ポケモン」が1996年から、「デジモン」が1999年からスタートしました。

デジモンは1年後にはアニメも終了してしまったため、ポケモンの圧勝です。

先にポケモンがスタートしていたというのも大きいですが、私には違う部分に決定的な差があったと考えています。

ポケモンのキャラクターは、「ピカ~」というように、短い単語に抑揚をつけ、ジェスチャーを交えてコミュニケーションをとります。

デジモンのキャラクターは、普通にしゃべります。とても流暢に話して主人公たちとコミュニケーションをとります。

この違いを見て、私はデジモンポケモンを超えられないと直感的に感じました。

言葉で伝えられると、その通りにしか解釈できませんが、「ピカ、ピカ」というと、個人個人で受け取り方が変わり、自分にとって一番好ましい形で解釈する事が出来るのです。

個人の想像力でどんどん補正されていくので、感情移入がしやすくなるんですね。

 

 

これでアプローチ部分は終了です。

 

以上を踏まえた上で、子供の好き嫌いをなくす方法を考えたいと思います。

 

今回は、ここまで。