管理栄養士国家試験合格に向けてチャレンジする人を応援するブログ

独学で学習を進める人をはじめ、受験勉強中の悩みを解消するための情報をお伝えしていきます。

休みの日は、集中力が低下する?

皆さん、こんにちは。

 

今回は、「学習時間を長く確保できる時よりも、学習時間を短時間しか確保できないときの方が、集中力が増す」という事についてお話しします。

 

皆さんは、学習を計画的に進める事が出来ているでしょうか?

 

仕事やバイトや他の作業におわれて、計画がずれ込む事も、しょっちゅうだと思います。

そういう時に、予備日(あらかじめスケジュールに余裕を持たせ、基本は休養日だが、何にでもあてはめてよい時間)を利用したり、公休日にまとめてやったりして対応していると思います。

でも、学習時間を長時間確保(例えば8時間)して、さぁやるぞと意気込んで開始したにもかかわらず、終了予定時刻までに、目標の半分も進んでないという状況は無かったでしょうか?

 

これには、検証しないといけない部分があります。

 

まず、学習時間を8時間確保したとしても、それが学習時間という訳ではありません。
途中で休憩をはさんだり、スマホを気にしたり、家庭で起きる事についての対応もしないといけないと思います。
それを差し引いた時間を「実学習時間」とここでは称しますが、それはどれだけの時間があったのかという事が一つ。

 

計画段階で、自分のキャパシティーをオーバーしてなかったかの確認です。
例えば、2時間で100問解くのがやっとという人が、8時間で500問解けるのか?という事です。
それまでのしわ寄せを消化するために、こういう長時間学習が可能な時に一気に詰め込んで、計画通りにいかせたい気持ちは分かりますが、出来ないものは出来ません。
そもそもの学習計画に無理が生じているというパターンです。

 

最後に、上記を踏まえているにも関わらず、計画を完遂させることが出来ない場合もあります。
学習をすすめ、ペンを走らせていても、いつのまにかその動きがゆっくりになっている場合です。
つまり、集中力が低下したまま学習をしている状態です。

 

長時間机に向かっていると、次第に集中力が低下していきます。

それを解消するために、こまめな休憩が必要です。

なぜなら、ずっと同じ姿勢を続けていると、少しずつですが、疲労が蓄積していくからです。
車の運転でも、高速道路では、2時間の運転で10~20分の休憩を(一般道では4時間走ったら30分休憩)と推奨されるように、ずっと動かないと、血流・リンパ液の流れが鈍り、筋肉疲労(コリ)が生まれてきます。
その疲労は肩や腰や目といった部分に伝わり、血流も悪くなるので、脳にも酸素や栄養が行き渡りにくくなり、判断ミスのような不注意が生まれやすくなります。

 

一気に進めよう(取り返そう)と、机にかじりつく姿は素晴らしいのですが、こまめに休憩を取らないと、いつのまにかだらけてしまい、望む結果に至らない可能性が高くなります。
(やる気が高く、今まででは100問しか解けなかったが、今回は同じ時間で120問に挑戦するという事なら、大賛成です。)

 

上記の部分を検証しないまま学習を続けても、結果が伴わないとやる気に影響が出てきてしまいます。

 

「努力しているのに、報われない」

 

というネガティブな感情です。

管理栄養士国家試験合格というモチベーションがあるにも関わらず、ネガティブな感情げ学習をすすめても、次第に机に向かうのが嫌になったり、本のページすらめくらなくなるというようになってしまいます。
その結果、「勉強は嫌い」「私には無理だった」という受験をあきらめるという最悪な結末すら招きかねないのです。

 

そうならないように、しっかりと自分の能力を見極めながら、しっかりと計画を立てていきましょう。

 

そのためのヒントを、次回にお話ししたいと思います。

 


今回は、ここまで。