管理栄養士国家試験合格に向けてチャレンジする人を応援するブログ

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夜食に何食べる?

皆さん、こんにちは。

 

今回は、夜食についてお話しします。

 

夜食はあまり食べない方が良いのですが、そうばかりも言ってられない状況もあると思います。

そこで、食べるなら・・・と仮定して、お勧めしたいと思います。

 

ポイントは、

 

「温かくて、消化の良いもの」

 

です。

 

「温かい」食事をする事で、「体温を上げて免疫力を・・・・」という事を言いたい訳ではありません。
「体温を上げる」を目的にするなら、刻んだショウガを多めに料理に入れて食べたら、すぐに発汗します。

温かい食事を口に入れるため、皆さんが普段からやっていることがあります。

 

息を吹きかけて食べやすい温度に冷ますという行為です。

 

汁物だったら、すするという行為も含まれます。

これには、身体に良い効果をもたらします。

 

息を普段より吸い込んで、口から普段より強く吐き出す。

深呼吸と同じですね。

 

これにより、酸素が体に多く行き渡り、リフレッシュ効果を生みだしてくれます。
朝食の出来立てのご飯やみそ汁は、この効果を生みだしてくれ、目が覚めるとか、元気よく登校・出勤する事が出来る事に繋がるのでは?と考えています。

なので、温かいと書きましたが、すぐに口に入れる事が出来ないくらい、熱々の料理がいいと思います。

 

続いて、「消化の良いもの」です。

ここで言う「消化に良い」とは、胃の中を早く通過するものという意味で使います。

 

おすすめは、柔らかく煮込んだ鶏肉・豚肉です。

つまり、タンパク質です。
後は、オリーブオイルといった質の良い油を使って欲しいです。

イメージしやすいかもしれないお粥やうどんといった糖質たっぷりのものではないです。

 

タンパク質を食べると、身体を修復・構築してくれるので、絶対必要です。
糖質を食べると、血糖値が上がり、眠気を引き起こします。
これからまた作業(勉強)をしようというのに、糖質を摂取したら、効率良く作業が出来なくなってしまいます。

 

また、最初に話した、胃を通過する時間です。

タンパク質と、脂質と、炭水化物。

 

一番滞留時間が長いのは、炭水化物です。

 

胃は、タンパク質・脂質に対する消化酵素を持っています。

でも、炭水化物にはありません。

 

タンパク質・脂質は、早くて5分、遅くても30分で、胃を通過します。

でも炭水化物は、2時間以上、普通に居座ります。

 

ですので、さっさと栄養吸収に移行する(小腸へとおくりだす)ためにも、タンパク質中心の献立をお勧めします。

 

足りない分は、翌朝しっかりとって下さい。
(食べれなかったら、昼食で)

 

今回は、ここまで。

 

それでは、また次回にお会いしましょう。