カンニングペーパーを作る
皆さん、こんにちは。
今回は、「カンニングペーパーは凄い」という事について、お話しします。
皆さんは、カンニングペーパーを作った事があるでしょうか?
基本的に無いと思います。
でも在る方なら、この効果を凄く実感出来たと思います。
当然ですが、試験の最中にカンニングを推奨する内容ではありませんし、私もやった事はありません。
でも、カンニングペーパーのようなものを作った事があります。
これにより集中力が増し、どんどん頭に入ってきました。
なので、やり方によっては、もの凄く効果的に学習を進める事が出来るので、おススメです。
それでは、どのようにするかを話していきます。
まず一般的な名刺くらいの大きさのカードを1枚用意します。
もっと小さい単語帳くらいの大きさでも良いです。
私は100円ショップで「ミニ情報カード両面5㎜方眼」を購入して使用していました。
次に、締め切りの時間を作ります。
これは、絶対的な強制力が働く方が良いです。
例えば出勤前とか、学校ならミニテスト前とか、自身が締め切りを遅らせる事が出来ない環境の中で行います。
締め切り後は作業をやめて、絶対に別の事ををしないといけないという緊迫感が強ければ強いほど効果は高まります。
時間は短い方が良いかもしれません(30分前後)。
そのカードに、記憶に定着させたい言葉を、目一杯書き込みます。
できるだけ小さい字で、ぎゅうぎゅうに書き込んでいきます。
作成途中で気づくと思うのですが、不思議と情報が頭に入っています。
理由として、
作業をそこで絶対に終わらせないといけないという、締め切り効果が生まれているからです。
漫画家でも、締め切り間際が集中力が増し、作画スピードも上がるような感じです。
これが出来ないと大変な事になってしまうという緊迫感です。
職場でも、時間通りに提供できなかったら大変な事になってしまうので、例えば「12時の食事提供に、欠員が発生して作業量が増えたけど、何としてでも間に合わせないといけない」という時に起きる、とんでもないパワーに似ていると思います。
そして、「出来るだけ小さい文字で」というのもポイントです。
解読できないと意味がないので、読める程度の大きさにはしておいてください。
出来るだけ小さい文字を書かないといけないので、自然とカードとの距離が近づきます。
それにより視界はほとんどカードだけになるので、それ以外の視覚的な情報が入ってこなくなります。
さらに、「小さい文字を書く」という、普段やらない行為を行なうため、必要以上に神経を使います。
日常と異なる事をすると、記憶に残りやすいという性質を利用しています。
時間がない
それだけしか目に入らない
普段やらない事をやる
これらが互いに相乗効果を生み、緊張感が高まるほど一気に集中力が高まり、その行為自体が記憶にとどまりやすくなるというものです。
これを実際に行った時は、感動しました。
ただ、これは記憶としては短期間しか定着できない、一時しのぎのものになるので、繰り返し復習をする事で、長期に記憶に定着出来るようにする事が必要です。
また、これは応用力をつけるというよりも、キーワードを覚えるような場面の方が合うと感じます。
「フルクトース=ケトース」
「リボソームは合成、リソソームは分解」
といった感じです。
応用力の方ではやった事が無いので、試してみると、思わぬ結果が生まれるかもしれません。
本試験の時ではなく、模試の時とか、学生なら頻繁に行われるミニテストの時に、この効果を一度試してみるのをお勧めします。
本当にカードを会場に持ち込まないようにしてくださいね。
今回は、ここまで。
それでは、また次回にお会いしましょう。