管理栄養士国家試験合格に向けてチャレンジする人を応援するブログ

独学で学習を進める人をはじめ、受験勉強中の悩みを解消するための情報をお伝えしていきます。

学習をする前に、片付けをしよう

皆さん、こんにちは。

 

今回は、学習開始前に机や部屋の整理をする事が大事だという事について、お話しします。

 

机の上ですが、ある程度は整理できているでしょうか?
整理できているとは、「学習を進めていくうえで、必要なもの以外のものがない」という事です。
どうでしょうか?

 

「私は、近くにお菓子が無いとムリ」
「ココアがないと寂しい」
「ガムをかみながらやっている」

スマホは手放せない」

 

という感じの人もいるでしょう。

私も、参考書と問題集と、こまごました文具用品やiPodを身近に置いていました。

他は、飲み物です。
水・炭酸水・コーヒーをローテしていました。
水分は結構摂っていて、一日に2~3リットル程、トータルで飲んでいました。

 

逆に、モノがあふれているような状態が集中出来る人もいるかもしれません。

手の届く所に全てがあるような状態で、傍から見たら散らかっているように見えても、本人にとってはどこに何があるかは把握しているので、やりやすいという状態です。

 

こういう状態で作業をする人には、共通点があります。

作品を生み出すような、クリエイティブな活動をしている人です。

 

例えば、漫画家で日本でその名を知らない人はいないというくらいの著名な方々の仕事部屋は、基本乱雑に見えるような状態になっています。

漫画家が他の漫画家の仕事ぶりを映像に収めて解説をするという番組の中でも、仕事部屋は同じ傾向にありました。

 

仮説ですが、そうやって乱雑な状態にしておくことで意識を拡散させ、多くのインスピレーションを得ようとしているのかもしれません。

 

逆に机の上が整然としている状態の時、何もない時はどうでしょうか?

 

私は、一人で淡々と学習を進めている時、見慣れないものを寄せ付けませんでした。
見慣れないものとは、ガムの紙屑であったり、飲み終わったペットボトルのキャップであったりします。
学習の際、参考書・問題集・文具用品で、これだけを使い続けると決めたもの以外のものです。

それらが存在すると、私の意識の中に飛び込んできます。
紙屑にしろ、キャップにしろ、学習環境の中には存在しなかったものになるので、意識(集中力といっても良いかもしれません)を奪われてしまいます。
余裕があれば何気ない事なのですが、疲労がたまってきてたり、区切りがついた状態になっていると、それがきっかけで、集中が切れ、やらないといけない事を放棄してしまう状態にもなりかねません。
電話やメールの着信音も同様ですね。
大なり小なり、学習に関する事以外の刺激を受けてしまうと、集中力の維持が困難になりかねない状態になってしまうのです。

手元に何か違和感があると、それを処理せずにはいられない

皆さんも、そんな経験はないでしょうか?

東大に進学した人への学習調査によると、リビングテーブルでの学習者が多い事が知られています。
リビングテーブルは広いので、資料やノートを広げて一目で確認しやすいという利点があるようです。それと、分からないことを食事の支度をする家族に聞きやすいとかも理由ですね。
でも、学習に不要なものはありません。(夕食のために片付けないといけないので、大変だからというのも理由の一つかもしれませんが・・・)


管理栄養士国家試験の学習をする。という事で話をします。

学習は、基本的には先人達から与えられたものを、繰り返し反復し、多少の自己流を加えながら行うものだと考えています。
発想の逆転等、工夫を生みだす必要な場合はありますが、何もない所から生み出すというクリエイティブな要素は、ほとんどありません。
その観点から言えば、無駄が全くない状態にするのがベストとは言いません。
ですが、乱雑に見えるような状態よりは、ある程度整理整頓されている状態で学習を行なう方が、集中力が長続きしやすいのではないかと思います。


今回はここまで。

 

次回は、今回話が出来なかった、部屋の片づけの方をお話ししたいと思います。

それでは、また次回にお会いしましょう。