管理栄養士国家試験合格に向けてチャレンジする人を応援するブログ

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問題集・参考書の選び方(後編)

皆さん、こんにちは。

今回は、問題集の選び方について、お話しします。

 選考基準は、「書店で手に入りやすく、1冊で試験に対応でき、5年分の過去問が記載されているもの」です。

 

今回、問題集で私が入手できたのは、以下の3冊です。

  1. SGS管理栄養士国家試験/過去問題&解説集2018(花伝社)
  2. 2018管理栄養士国家試験過去問解説集(中央法規出版(株))
  3. 管理栄養士国家試験 受験必修過去問集2018(女子栄養大学出版部)
 
結果から言うと、私が考えるおすすめは、1番目のSGSです。
 
それでは、まずはそれぞれの特徴を解説していきたいと思います。
 
 
特徴
  • 27~31回の5年分の問題を、科目・大項目・中項目ごとにまとめられている
  • 各ページの上部が問題、下部がその問題の解答解説というレイアウトになっている
  • 他2冊と比較して解説部分は、ややシンプルにまとめられている。
  • 法令改正等で、当時は適切だったが現在は異なる問題に特に表記は無く、解説欄にて説明されている
  • 問題の重要度として、星マークで表記されている
 
 
特徴
  • 第31回の問題と、27~30回の4年分の問題という2つに分かれている
  • 問題と別冊の解答集に別れており、解答集は取り外し可能
  • 問題の他2冊は西暦表記だが、こちらは第〇〇回という表記がされている
  • 解説量は、SGSよりやや多め
  • 「問題の出題基準」の解説のボリュームの多さは断トツ
 
 
特徴
  • 第31回の問題と、27~30回の4年分の問題という2つに分かれている
  • 一つの問題に、〇× 正答文・解答・解説がまとまっていて、情報量は最大
  • 付録にある最新年次データ・資料が豊富で、傾向がつかみやすい
  • 〇×正答文部分が赤色で記載されているので、付随の赤いシートを使ってその部分を隠すことが出来る
 
あれ?結局、どれもそんなに大きな違いはないのでは??と思うかもしれません。 
 
各問題集の特徴の部分でも触れましたが、効率良く学習するうえで、特徴が分かれている部分があります。
 
問題がまとめられているかどうかです。
 
SGSは、過去5回分全てを分類分けし、
他2冊は、直近の過去問をそのまま、残りの4回分を分類分けしています。
 
ここに大きく差が出てしまいます。
 
直近の過去問は、翌年の試験でも反映されやすく、逆に、過去にさかのぼれば上るほど、出題されにくい傾向にあります。
 
ちなみに、私が過去10年間分の問題集を選考から外した理由は、ここにあります。
時代は変化していきますから。
 
それなら、直近5年分をまとめて一気に学習していった方が、効率的に傾向をより掴みやすいのではないかと考えます。
 
とはいっても、
 
「直近の過去問を試験形式で挑戦してみたい!」
 
という人も、少なからずいると思います。
 
そのために、参考書のQBがあります。
ありがたいことに、QBには、第31回試験の問題を、試験形式の状態で付録としています。
 
参考書を使わず、問題集だけで試験に臨むという人には、女子栄養大学出版部の問題集が、解説のボリュームも多いのでそちらをお勧めします。
 
ですが、独学で学習を進めようとするほとんどの方は、参考書と問題集をセットで活用すると思います。
そういう方には、QBとSGSの組み合わせが適しているのではないでしょうか?
 
私はというと、最初にQBを2~3周し、その後SGSを5周程度。
その後QBの付録の第31回の試験に挑戦し、合格ラインを割ってしまう(涙)。
再度QBに戻り、その後SGSを解いていく・・・。
という感じでした。
この続きは後日、勉強方法についての部分か、学習計画の部分で話していきたいと思います。
 
最後になりますが、私がSGSを選んだ理由の一つに、文字情報が少ないというのがあります。
これを話し出すと、少し長くなってしまうので、近いうちに話していきたいと思います。
 
今回はここまで。
次回は、「学習教材は、少なければ少ないほど良い」という内容で投稿したいと思います。
 
それでは、また。