問題集・参考書の選び方(後編)
皆さん、こんにちは。
今回は、問題集の選び方について、お話しします。
選考基準は、「書店で手に入りやすく、1冊で試験に対応でき、5年分の過去問が記載されているもの」です。
今回、問題集で私が入手できたのは、以下の3冊です。
結果から言うと、私が考えるおすすめは、1番目のSGSです。
それでは、まずはそれぞれの特徴を解説していきたいと思います。
特徴
- 27~31回の5年分の問題を、科目・大項目・中項目ごとにまとめられている
- 各ページの上部が問題、下部がその問題の解答解説というレイアウトになっている
- 他2冊と比較して解説部分は、ややシンプルにまとめられている。
- 法令改正等で、当時は適切だったが現在は異なる問題に特に表記は無く、解説欄にて説明されている
- 問題の重要度として、星マークで表記されている
特徴
- 第31回の問題と、27~30回の4年分の問題という2つに分かれている
- 問題と別冊の解答集に別れており、解答集は取り外し可能
- 問題の他2冊は西暦表記だが、こちらは第〇〇回という表記がされている
- 解説量は、SGSよりやや多め
- 「問題の出題基準」の解説のボリュームの多さは断トツ
特徴
- 第31回の問題と、27~30回の4年分の問題という2つに分かれている
- 一つの問題に、〇× 正答文・解答・解説がまとまっていて、情報量は最大
- 付録にある最新年次データ・資料が豊富で、傾向がつかみやすい
- 〇×正答文部分が赤色で記載されているので、付随の赤いシートを使ってその部分を隠すことが出来る
あれ?結局、どれもそんなに大きな違いはないのでは??と思うかもしれません。
各問題集の特徴の部分でも触れましたが、効率良く学習するうえで、特徴が分かれている部分があります。
問題がまとめられているかどうかです。
SGSは、過去5回分全てを分類分けし、
他2冊は、直近の過去問をそのまま、残りの4回分を分類分けしています。
ここに大きく差が出てしまいます。
直近の過去問は、翌年の試験でも反映されやすく、逆に、過去にさかのぼれば上るほど、出題されにくい傾向にあります。
ちなみに、私が過去10年間分の問題集を選考から外した理由は、ここにあります。
時代は変化していきますから。
それなら、直近5年分をまとめて一気に学習していった方が、効率的に傾向をより掴みやすいのではないかと考えます。
とはいっても、
「直近の過去問を試験形式で挑戦してみたい!」
という人も、少なからずいると思います。
そのために、参考書のQBがあります。
ありがたいことに、QBには、第31回試験の問題を、試験形式の状態で付録としています。
参考書を使わず、問題集だけで試験に臨むという人には、女子栄養大学出版部の問題集が、解説のボリュームも多いのでそちらをお勧めします。
ですが、独学で学習を進めようとするほとんどの方は、参考書と問題集をセットで活用すると思います。
そういう方には、QBとSGSの組み合わせが適しているのではないでしょうか?
私はというと、最初にQBを2~3周し、その後SGSを5周程度。
その後QBの付録の第31回の試験に挑戦し、合格ラインを割ってしまう(涙)。
再度QBに戻り、その後SGSを解いていく・・・。
という感じでした。
この続きは後日、勉強方法についての部分か、学習計画の部分で話していきたいと思います。
最後になりますが、私がSGSを選んだ理由の一つに、文字情報が少ないというのがあります。
これを話し出すと、少し長くなってしまうので、近いうちに話していきたいと思います。
今回はここまで。
次回は、「学習教材は、少なければ少ないほど良い」という内容で投稿したいと思います。
それでは、また。