管理栄養士国家試験合格に向けてチャレンジする人を応援するブログ

独学で学習を進める人をはじめ、受験勉強中の悩みを解消するための情報をお伝えしていきます。

自分を否定する人は、その結果を引き出しやすい

皆さん、こんにちは。
前回の続きのような内容です。
 
先日、言葉にするのはポジティブな方が良いという話をしました。
心理的な内容になってくるのですが、勉強は平常心でいる方が進みます。
ただ、今の時期のように締め切り(受験日)が目の前に迫ってくると、どうしても焦りが生まれやすくなってしまいます。
これについての対処法は、「やる事を明確にして実践する」という事ではないかと考えています。
やる事が、あれもこれもと手を出しすぎると、集中出来なくなります。
計画性の無いマルチタクスだと、気もそぞろとなり、「色んな事をやらなきゃ」と、残り時間も少ないのに勢いだけでつきすすめて、何も実りがないという状況で当日を迎える、最悪のケースとなりがちです。
 
さて、やり方を明確にという話をしましたが、明確にしても、なかなか自分の知識として吸収しにくいケースがあります。
それが、「自己否定・自己批判」する傾向にある時です。
 
「どうせ、自分は出来ないんだ」
「何回やっても出来なくてつらい」
「どうせ」「やりたくない」「無理だ」「出来ない」
という言葉を使う人は、身近にいるのであれば観察して欲しいのですが、完璧主義者の傾向が強い人や、自己肯定感の少ない人は、どんなに出来ていても一つつまづく事で、「もう駄目だ」と考えやすいです。
一つのミスで、これまで積み重ねてきたものを、簡単になかった事にするのも可能なくらい、リセットできます。
 
とても勿体ないです。
 
そう言うネガティブな感情に陥ってしまうと、思考力もシャットアウトされ、自分を自分で追い込んでしまいます。
やってもやっても頭に入らないというような状況です。
 
私自身も、この傾向が強く、自己肯定感は低いのではないかと感じています。
私の近くにも受験生がいますが、周囲から応援を受けているのですが、ナーバスになりすぎてしまい、それを応援と受け止める事が出来ず、その声が負担となって大きなストレスとなったり、相手を気付つけるような振る舞いをしている人がいます。
気持ちはよく分かります。
ただ、そういった考え方をしやすい傾向の人は、最悪でも試験当日までには、それを乗り越える必要があるんですね。
簡単にいうと、考え方を変えるという事です。
 
人間のキャパシティというのは、結構大きくもあり、小さくもあります。
それは、その人の許容量の限界に大きく左右していくと思うのですが、それは、自身の中の習慣や常識や知識によって大きく左右されます。
 
今現在で、否定をして受け入れる事が出来ないというのであれば、それ以上前に進むことが出来ません。
人間関係にしても、知識にしても、行動にしてもです。
なぜなら、そこで自身で壁を作っているからです。
「自分には、これ以上できない」
という、強烈な自己暗示です。
 
これは、色々な方法によって解消されると思いますし、万人に通用する言葉というのもあるのかもしれないし、無いのかもしれないです。
私がひたすらやった事は、「これをやり続ければ、合格出来るんだ」という自己暗示だけです。
これを、頭が知識でパンパンになるような状態(本当にそう感じました)になった時、諦めそうになりそうになった時に、これに類似した言葉を何度も口にしました。
それを繰り返し、何とか自身のキャパシティーを大きくしたようなイメージを持つ事も出来、次第に不安も小さくなっていきました。
自分が「出来ない」という根拠を探ってみるのも良いのかもしれません。
それは、結構思い込みに近いものではないでしょうか?
 
自分は出来るという「自己暗示」
試してみてはいかがでしょうか?
 
今回は、ここまで。

目標は見える場所に、そして声に出す

皆さん、こんにちは。
 
節分イベント大変だったと思います。
お疲れ様でした。
もう、恵方巻の文化はどうにかならないものですかねぇ。
それが生まれるまでは、マメを用意する程度で済んだようですが、海苔巻きって手がかかるんですよ。
コツさえつかんでいれば結構簡単にできるんですが、年に1~2回程度の頻度ですし、なかなか練習する場所も無いでしょうからねぇ。
 
さて、もう試験当日まで30日を切っている状況ですが、皆さんどのような心境で過ごしているでしょうか?
 
すでに合格ラインを大幅に超え、日々知識が薄れるのを防ぐように取り組んでいるでしょうか?
あるいは諦めて、来年度の試験に向けての準備をしているでしょうか?
 
多くは、合格ラインである120点前後の所で、追い込みをかけていると思います。
私も当時は、そうでした。
試験まで約2カ月前時点で模試を受けましたが、その時は、112点だったり96点だったりしました。
合格ラインにも達していませんでした。
そこから追い込みをかけて弱点をひとつづつ潰していき、何とか130点を超える点数を獲得し、無事合格する事が出来ました。
 
これだけを見ると、苦労を乗り越えて・・・という感じですが、とても不安で押しつぶされそうでした。
独学で行っていたため、他の受験者とも比較が出来ず、模試でも合格ラインを一度も超える事が出来てないため、今のやり方が正しいのかどうかの確信が無かったです。
ですが、やる事だけは決めていたので、
「色々なものに手を出しても、中途半端になるだけだから、今やっている事を積み重ねていこう。」
と、繰り返し弱点を潰す作業を行っていきました。
 
例え、合格出来なかったとしても、翌年度挑戦のためのとても貴重な経験になるという事は、あまり考えないようにしていましたが、こんな感じの心境でした。
 
まずは、「目の前の事をしっかりとやっていこう。」と、スケジュールに予定・計画を書き込んでいきました。
そして、目標も自分の考えがブレないようにA4用紙に大きく書き、机の目の前の壁に貼りました。
さらに、毎日それを言葉に出し、「これをやれば絶対合格出来る」と言い聞かせながら、ひたすら弱点を潰していきました。
 
言葉に出すのは、とても重要です。
私は「言霊思想」を信じていますが、言葉にしたことは、力となり、それが大きな波を生み出すというのを見てきましたし、経験もしていました。
ですので、どうせ口に出すのであれば、ネガティブな事より、ポジティブな事を口に出していきましょう。
 
もちろん、それに伴う努力は必要ですが、その言葉は結構力になります。
また、たまに大声を出す方が、スッキリするというのも良い影響を与えますね。
 
目標を明確にすれば、それは大きな力になります。
よかったら、皆さんもやってみてはいかがでしょうか?
 
今回は、ここまで。

模試はどうでしたか?

皆さん、こんにちは。
 
試験まで30日といった所でしょうか?
皆さんも色々な心境で勉強を進めていると思います。
 
模試もほとんどの所が終わっていて、私が確認した所では、SGS社が明日、福岡にて現地での模試を行なう様ですね。
これが最後でしょうか?
 
さて、もう模試が終わった状況で話をするのは少し遅いかもしれませんが、皆さんは、現地での試験を受けましたか?
 
現役学生であれば、あまり環境は変わらないかもしれませんが、業務従事者は、結構「試験の勘」が薄れているのではないかと感じます。
試験を受け慣れてないという事です。
そのため、試験の際に起こり得る事を想定しきれないために、本来の力を発揮しづらくなるという事です。
 
それを防ぐためには、模試を「本番と同様な環境で行なう事」がとても大事でした。
 
前日までの準備をどうしないといけないのか?
当日に持っていく資料は決めているか?
何時までに起きて行動をし始めないといけないのか?
当日の交通機関はどのようにしたらいいのか?
用意してきた服装で、どれくらいの室温まで耐えられるのか?
開始までの待ち時間をどう過ごすのか?
トイレはどれくらいの列が出来るのか?
昼休憩の時間は何を食べるのか?
食後の時間をどう過ごすのか?
後半の試験で、食事による眠気が来たかどうか?
使っている文房具に不具合は無かったか?
時計(時間計測)は使いやすいものだったか?
 
他にもありますが、ざっとこれくらいの事をチェックしていくためにとても有益な検証をするのが、「現地での模試受験」であり、メリット部分であると考えています。
 
皆さんは、ちゃんと検証をされたでしょうか?
 
もし、「ただ受験して、今の実力が〇〇だった」だけの感想しか持ってないのであれば、とても勿体ないです。
恐らく、その受験会場より多くの人間が会場に駆けつけ、トイレの争奪戦も起き、近所のコンビニも昼食用の食事が全滅しているかもしれません。
広すぎる会場で、空調が効果を発揮しないかもしれません。
実際に経験をする事で、対策を初めて打つことが出来ます。
 
「そういった事を意識して無かった。」「もう模試は終了して、本番を待つだけ」というような人であれば、最低でも上記部分がどうだったのかの記憶は、まだ消失してないと思います。
少しでも思い出し、シミュレーションをしてみてはいかがでしょうか?
 
また、明日の福岡会場受験者は、そういった所をチェックしてみてはいかがでしょうか?(定員は50名だそうですが)
 
想定外の事は必ず起きますが、その起きるリスクを低下させる努力は必要です。
 
頑張っていきましょう。
 
今回は、ここまで。
 

直前講習の誘いをどうするか?

皆さん、こんにちは。
試験までもう40日を切っているようなタイミングですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
 
さて、甘い誘惑(?)である、直前講習についてです。
某サイトからの抜粋です。
 
全9科目のなかから出題頻度が高く、得点につながりやすい重要ポイントの解説講座です。
試験直前の大幅な得点アップが期待できます。受験勉強の総仕上げをするなら、直前講習へ!
☆こんな人にオススメ☆
・出題ポイントを知りたい方
・効率的に得点を伸ばしたい方
・130点以上で合格したい方
受講料:14,580円(税込)

福岡会場
2月3日実施 直前講習(定員50名)
名古屋会場
2月10日実施 直前講習(定員30名)
東京会場
2月17日実施 直前講習(定員150名)

 

とうような情報がありました。
さて、皆さんならどうしますか?
 
私は、以前からずっと話している通りですが、計画に組み込めて、講習内容を消化しきれるのであれば、受講しても良いと思います。
でも、大部分の人には必要無いとも思います。
 
理由の一つは日程です。
 
受験日は3月3日です。
2月17日の東京会場の人は、試験まで残り2週間くらいのタイミングです。
それで、準備を整える事が出来るのか?非常に疑問です。
 
2週間しかない時に、わざわざ自分のペースを乱して自分にマッチしない内容を取り入れようとしても、消化しきれないと思います。
それが、現役学生ならまだしも、業務に従事している人であれば、なおさらです。
こういった講習を受ける事で、何とかなるのではないか?という期待や安心感は生まれるかもしれませんが、ドーピング的な効果は得られないです。
 
こういった講習で、一番の大きなパワーとなるのは、
「同じ目的を持っている人達と触れる事が出来るので、モチベーションを上げる事が出来る」
という部分ではないかと思います。
試験勉強は孤独なものです。
それを解決するには、同じ目的を持っている人と触れ合う事が、かなり効果的です。
その部分の悩みが大きいのであれば、無理してでも受講すれば良いと思います。
 
ですが、そうでない人は、極力避ける方がいいと思います。
それだったら、その2週間を自分のペースで進める事が出来るよう、綿密に計画を練って、自己学習を進める方が、かなり効果的です。
自分の弱点を徹底的に克服するために時間を費やす事が出来ますから。
講師の経験談や小話を聞くような時間のために、残り2週間という貴重な時間を費やす必要はありません。

こういった受講は、受験生のためにやっているものではありません。
提供側が、少しでも収入を上げようと、それらしい情報を集めて行っているものであると、私は考えています(偏見?)。
 
そもそも、今の時点で、講習に活路を見出そうという考え方自体が、非常に危険です。
今は、自分を追い込む時期です。
しっかりと計画を立てて、試験当日を悔いの無い状態で迎える事が出来るようにしていきましょう。
 
今回は、ここまで。

資格を何のためにとりますか?

皆さん、こんにちは。
 
一気に気温が下がってきましたが、体調管理はいかがでしょうか?
油断せず、しっかりと休養を取りながら、ベストを尽くしていけるよう頑張っていきましょう。
 
さて、皆さんの中には進学受験の人もいると思いますが、管理栄養士のような資格を何故取ろうとしているのでしょうか?
 
私が専門学校に通っていた時にバイトをしていましたが、その時に管理栄養士の資格を持つ男性がいました。
彼は4年制大学を卒業し、試験に一発で合格して栄養士業務に従事していたそうです。
ですが、今では食品を扱っていますが、栄養管理とは関係ない調理業務を行なっています。
私は目標としている資格を持っている彼を、尊敬と羨望の念を抱きながら色々聞いていましたが、彼は「持っていても仕方がないです」と、ネガティブな思いを抱いていました。
 
彼の話を聞いていて思いましたが、皆さんも「資格を取るために」勉強をしていると思います。
ですが、そこをゴールとするか?、通過点とするか?で、大きく変わります。
 
「資格を取ってからがスタートだよ」
 
その目標設定では、「ゴール」となっています。
なぜなら、その先を明確に見据えてないからです。
 
確かにそれだと可能な業務は増えます。
ですが、施設なら施設で、病院なら病院で、という枠から抜け出す事が出来ません。
そこの場所で出来る事に上限がある訳です。
 
現状、多くの施設では、「管理栄養士が全権を担っている場所」というのは、非常に少ないです。
病院では、「医師の診断・方針」により許可が得られなければ、指示や施設のやり方に従わないといけないです。
また施設でも、栄養価計算・食品構成・食事計画等、施設のやり方・方針があります。
例えば、「こんな食事を取り入れたい」としても、書類上の栄養基準に合わなかったり、コストに見合わなかったりすれば、突っぱねられます。
今までのやり方が間違っていると感じていてもです。
 
こういった上限があると、そして上限を跳ね除ける事が出来る環境が無いと、思考停止が生まれやすくなります。
 
「これでいいんだ」
 
というような感情です。
そうなると、目標は「現状維持」となり、自分も上限を破らない壁となって、情熱を持っている人を抑え込む側になってしまいます。
自分も情熱を持っていたにもかかわらずです。
 
とても悲しい負の連鎖。
保身、いかに相手を貶めて、相対的に自身の価値を高めるか?が焦点になっていきやすくなります。

私は、フリーで活躍したいから資格取得を目指しました。
そして、私は「厚労省がすすめる一つのやり方」以外の事を行っています。
上限はありません。
自分で試行錯誤を行なう事も出来るので、とても楽しく日々を過ごしています。
確かに、報酬面では毎月確実なものはありませんが、色々な事にチャレンジできる環境下にいます。
もし、私の好奇心が尽きるような事があれば、ジリ貧になっていくと思いますが、今の所は大丈夫なので、こういう話をする事が出来ています。

ここで、繰り返し質問です。
皆さんは、資格をとって、どうなっていきたいですか?
 
資格をとれば、全てが好転する訳ではありません。
ただ、アナウンス力は上がります。
資格取得後、または進学後、何をしていきたいのか?
それを考えて、希望が大きくなればなるほど、今の苦しい状況を打破するためのカンフル剤になると思いますよ?
 
今回は、ここまで。

一度立ち止まってみてはいかがでしょうか?

皆さん、こんにちは。
前回、「やる事が明確になればなるほど作業を進めやすい」という話をしましたが、その補足です。
 
管理栄養士国家試験でも、進学受験でも、項目・科目別に分かれています。
そして、試験当日までの残り日数も決まっています。
自分の不安要素を潰すために日々努力されていると思いますが、きちんと計画を立てて、実践し、検証されているでしょうか?
その計画というのは、残り日数を把握したうえで、週単位・日単位・時間単位で計画されているでしょうか?
 
「計画だから、その通りに行く事なんてないから、意味ないよ!」
という人もいるかもしれません。
ですが、前回も話した通り、やる事が明確になる程、それにかかる時間・労力・効果を検証しやすくなっていきます。
例えば、
この2時間の学習で、どこまで進める事が出来たのか?
この科目で〇〇まで進めるのに、どれくらいの時間がかかったのか?
こういった振り返りは、必ず必要です。
 
理由は大きく2つ
計画通りに行かなかったのであれば、何が原因だったのか?を検証できるようになります。
計画通りに行ったのであれば、それが成功体験となり、自分の自信に繋がっていきます。
 
ある受験生が、勉強をしていました。
その時に、「英語を何時までやるつもりなんですか?」と質問したのですが、その受験生は、しばらく考えたのちに
「だいたいいつも同じ事をやっているから、特に時間は決めてない」
と答えました。
この状態は、とても良くないです。
ルーティンとして、「A→B→C」の順番でやるというのは分かります。
ですが、「Aを〇時までに→Bを〇時から〇時までに→Cを〇時から〇時までに」という設定をしないと、進捗状況を見誤り、Cをやる頃には十分な時間を確保できずに計画通りに行かないという事が、往々にして起こり得ます。
仮に、この受験生が、「〇時までに英語をする」というルールを設定してたらどうなるか?
時間までに終了出来たら、残った時間を休憩に使ったり、予定以上の事をするための有効な時間に使えます。
出来なかったら、何故できなかったのか?設定が悪かったのか?予定外の事が起きたから出来なかったのか?という事を振り返る事が出来、計画の見直しをする事が出来るようになります。
 
「やる事を明確に」という話をしましたが、「学習する部分」だけでなく、「〇分間でAをする→〇分間でBをする・・・・」というような、細かい時間設定まで行なう事が出来れば、自身で何が良かったのか?悪かったのか?を追求できるようになっていくわけです。
 
今までの計画立案の時に
「この日は一日ずっと予定があいているから、いける所まで」
「全然実力が足りないから、ガンガンやっていくだけです!」
という様な人は、一度立ち止まって少しずつ細かい計画を立ててみるのはいかがでしょうか?
これを行なうだけで、自分の立ち位置・現状を確認する事が出来るので、余計なプレッシャーや不安を感じにくくなっていきます。
 
試験当日まで、残りわずかです。
最大限に有効活用できるよう、工夫を重ねていきましょう!
 
今回は、ここまで。

やる事が明確になればなるほど集中しやすくなる

皆さん、こんにちは。

学習の進捗具合はいかがでしょうか?

 

なかなか計画通りに事が進まず、やる事が目の前に広がり過ぎて、あわあわとなっている人もいるかもしれません。

その原因が、ダラダラしてしまうというような自身だけの問題であればいいんですが、計画をしっかりたてても、避けられない急な外的な要件でうまく進まないというのは、非常に勿体ないです。

 

私が受験時も、往々にしてありました。

急な欠勤のフォローであったり、食材の発注忘れであったり、早朝の地震であったり。

当然、何事かを行っていれば、うまくいかない事であったり、予期せぬ天災が発生したりします。

そういった事に対応しながら、実務経験を積みつつ、試験に臨まないといけないという事は、とても大変です。

ですので、管理栄養士を目指す4年制大学在学者は、絶対に合格するよう頑張って下さい。

そうでないと、後でかなり苦労していきますよ?

今の、勉強だけに集中出来る環境を、最大限に活かしていきましょう!

 

さて、タイトルの話に移りますが、今は追い込みの時期なのですが、集中して学習を進める事は出来ているでしょうか?

やる事があり過ぎると、なかなか優先順位もつけ辛くなり、意識が散漫になりやすくなってしまいます。

また、自身の迷いから生まれるものもあると思います。

「本当にこのやり方で正しいのか?」

という部分です。

 

学習というのは、日々の積み重ねです。

計画を立てながら、自分の弱点を克服して行く事が必要です。

ただ、その克服のタイミングが、「いつになるのか?」というのは、誰にも分かりません。

ですので、日々の積み重ねが大事になっていきます。

毎日毎日繰り返す事で、個人差はありますが、克服していく事に繋がっていきます。

克服のタイミングがいつになるか?とあえて言うのであれば、「出来るようになった時が出来た時」という事になります。

 

あれもやらないといけない。

これもやらないといけない。

 

というものがあると思いますが、それだとなかなか焦りばかりが大きくなり、集中出来なくなってしまいます。

ビジネスや現場では、「マルチタクス」という言葉がもてはやされています。


マルチタスク (multitasking) とは、複数の作業を同時にもしくは短期間に並行して切り替えながら実行することをいう。

ですが、以下のように続いています。

 

研究の結果、人間がマルチタスクをするとき、脳の中の別々の領域で処理を行っており、同時に並行処理しているわけではなく、それを短時間で頻繁に切り替えを行っていることがわかった。
そして、それぞれの処理に関して集中して行うことができなくなっていることがわかった。
たとえば2つの作業をマルチタスキングした場合、それぞれ50%の処理能力を維持するわけではなく、80~95%も低下する傾向となる。
マルチタスクは明らかに生産性を低下させていることを示した。

ja.wikipedia.org

 

人間は、複数の事が同時に出来る程、器用ではないようです。

 

頭の中で、あれやこれやと考えてしまうと、それが集中の邪魔をするので、やる事を限定する事が大事です。

勉強をしている時に、色々な情報が入ってくると、脳はそれらに対応せざるを得なくなってしまいます。

ですが、「この日、この時間は、これだけをやる」と決めておくと、優先順位が今の行為が一番高いものになるので、後回しにする事が出来ます。

 

もし、その最中で頭の中に他の選択肢がうまれたら、どうするか?

 

頭の中にそれが残っていると集中出来ないので、メモ帳でも大丈夫です。

その選択肢を文字として残しておけば、アウトプットが出来るので、頭の中の思考を小さくすることが出来るようになります。

思いついたことや、やらないといけない事がたくさん頭の中でグルグルすると、すぐに脳が疲れてしまうので、さっさとそこから排除しましょう。

 

やる事が明確になればなるほど、作業を進めやすく、取捨選択もしやすいです。

 

試験本番まで、残り期間は少ないです。

その少ない時間を有効に使えるように、目の前の事に集中していきましょう。

 

今回は、ここまで。