管理栄養士国家試験合格に向けてチャレンジする人を応援するブログ

独学で学習を進める人をはじめ、受験勉強中の悩みを解消するための情報をお伝えしていきます。

何をやるのかを事前に決めて置く

皆さん、こんにちは。

前回の続きで、勉強をスムーズに開始する方法についてです。

 

皆さんの周囲には、テキパキと作業や学習を進めていく人がいませんか?

仕事も早いし、時間内で終わらせ、次々と他の作業を与えられても淡々とこなしていくような人です。

「要領が良い」

と見えるかもしれないです。

ですが、そういった人も、何も意識しないままやっている訳ではありません。

もしそれが出来るなら、ごく少数の部類に入る、天性の才能かセンスを持つ人ではないかと感じます。


出来る人と出来ない人の差は、大部分は「計画を立てているかどうか?」という所が影響します。

一言で計画といっても様々になりますが、

「ここからここまでを、この時間までに終了させる」

という事です。

 

どこまで計画するかは人によって異なると思います。

実際、「そんな風に計画しているんですけど、出来ないんです~」という人もいますが、それは

計画をするタイミングが悪いか?
内容に無理があるか?
煮詰める事が出来ていないか?
習慣化されていないか?

という事に要因があると考えています。

 

今回は、最初の「計画をするタイミング」についてです。

皆さんは、どのタイミングで学習の計画を立てていますか?

このブログは20時頃に配信していますが、明日の学習計画は立てていますか?

それとも、今勉強中で、まだ決めていないでしょうか?

1週間前くらいに立てていたものが、順調に消化出来ているでしょうか?

1カ月前に決めた計画通りに消化出来ているでしょうか?

それとも、受験勉強をするぞと決めてから、計画を全く修正していないでしょうか?

少数だと思いますが、受験勉強をするという事に対して、計画すら立てていないという人もいるかもしれません。

 

皆さんは、どれに該当していますか?

 


私自身は朝型で学習を行なっていました。

それも大きな要因かもしれませんが、基本的には、前日の学習終了後か、遅くても寝る前までには、翌日の学習予定を決めていました。

「明日は、2時間くらい確保出来るから、今日の復習をさらっとやって、その続きをしていこう。」

という感じの計画を、ずっと立て続けていました。

そのため、朝起きてコーヒーを淹れたら、「さぁさぁ、時間がもったいないぞ」と、その目標をこなすためにさっさと机に向かっていました。

 

人間は、目的が明確になればなるほど、行動しやすくなる習性を持っています。

勉強の開始のタイミングで、

「さて、今日は何をしようかな?」

と考えるような所からスタートすると、何をするかを決める事で、行動が鈍る事に繋がります。

基本的には、勉強というのはネガティブな印象を持っている人が多いと思うので、「何をしようかな?」の所に、勉強以外の掃除とか、雑誌をめくるとか、スマホを触るという選択肢が頭によぎりやすくなります。

楽しい事をしたいと思いますから。

そうなると、勉強という選択肢を選びきるまでに、かなりの時間が消費されるわけです。

 

職場でもそうですが、翌日の朝食を作るのに、朝起きてから全ての作業を行う人はいないと思います。

前日までに、仕込みを終わらせたり、炊飯のタイマーをかけたりしてから翌朝を迎えると思います。

ましてや献立を当日の朝に考える人は、いないと思います。

家族や自分の弁当を用意するなら、なおさらだと思います。

 


もし、前日までに当日の学習計画を立ててないという人がいるのであれば、まず、その「前日までに計画を立てる」という事を習慣化していきましょう。


今回は、ここまで。

 

勉強をスムーズに開始する方法

皆さん、こんにちは。

 

暑い日が続きますが、体調管理はしっかりできているでしょうか?

規則正しい生活を行ない、身体に負荷をかけないようにして仕事・勉強に向かうようにしましょう。

 

さて、体調管理が出来ていたとしても、学習を開始する事に対して、「やる気」は維持出来ているでしょうか?

仕事をしながらであれば、かなり心理的な負荷は大きいと思います。

現役学生だとしても、勉強に割ける時間があり過ぎて、「ちょっと、動画をみたいから・・」「勉強を始める前に、ちょっとラインの返信をしてから・・・」というような感じで、学習できる環境が整っているにもかかわらず、スタートできずにダラダラと時間が過ぎてしまう事も多いのではないでしょうか?

 

そもそも、机に向かう事すら苦痛に感じている人もいるかもしれませんね。

そんな人は、まず合格は難しいでしょう。

やればやるだけ実力はついていきます。

「合格する」という決意が足りてないのではないかと思いますし、「合格するためには、繰り返し学習を行なうしかない」という事を理解出来ていないと感じます。

 


さて、それはともかく。

机に向かっても、なかなか学習を進める事が出来ない人はいると思います。

問題集を開いているだけで、コーヒーやお菓子をつまみながら、スマホを触っている事も多いと思います。

そういった人に多い傾向があるのですが、

 

「一日の目標(計画)を作っていない」

 

という事です。

一日を何となく「勉強する日」としているが、具体的な目標を作れていないという事です。

 

「でも私は、今日は〇〇ページまで進めるようにしてるよ?」

という人もいると思います。

それで進める事が出来れば良いのですが、それでも出来なければ、もっと細かい目標設定をすると、物事はスムーズに進みやすくなります。

 

例えば、今日は仕事が休みで、一日の多くを勉強に割く事が出来るとします。

例として6時間を割り当てるとします。

その6時間を使って、「〇〇ページから、〇〇ページまでやろう」と計画を立てるとします。

最初の3時間くらいは、「今日はこれだけの時間があるから、ちょっとくらい余裕をぶちかましても大丈夫だから、ちょっとこの動画だけチェックしよう」というように、スタートダッシュが遅れやすいです。

そんなことをしていたら、10分、20分は簡単に過ぎますし、気付いたら1時間くらい経っている事もあると思います。

そこから学習を開始したとしても、集中力は生まれにくく、ペンをクルクル回したり、ボケっとしたり、近くにある雑誌に手を出してしまう事もあると思います。

食事が間にあったら、その眠気も襲ってきやすいので、負けてしまうかもしれません。

開始4時間くらいになって、一向に学習が進んでいない事に気付き、焦ってページをめくっていきます。

でも、残り2時間では、たいして進みません。

結局、予定よりもはるかに少ない学習量しかこなせず、落胆してしまい、さらに自分を追い込んで勉強することから遠ざかりたくなってしまいます。

私が高校生の頃は、そんな感じでした(涙)。

そんな事では、学習スピードを上げる事は出来ないですし、モチベーションも続きにくいです。

 

時間があればあるほど、のんびりとしやすくなってしまう習性が、人間には備わっているのだと考えています。

逆に、時間に追われている人は、テキパキと身体を動かし、作業量も多く、正確だと感じます。

 

ここに答えがあります。

 

という訳で、次回に続きます。

赤ペン一本で、意外と便利だった話

皆さん、こんにちは。

 

私が専門学校に通っていた頃の話です。

私は当時、「フリクションボールペンの赤0.5mm」1本で、授業を受けていました。

その時、別の資格試験も受験のために勉強をすすめていました。

 

最初は、黒のボールペンと、赤ペンと2種類を使っていましたが、次第に、

「何か、ペンを持ち変えるのって、面倒だなぁ」

と感じるようになりました。

そこで、試しに赤ペンだけでメモを取っていたら、意外と何とかなりました。

ただ、普通の赤ペンだと修正が出来なかったため、消す事が出来るフリクションボールペンを使いました。

 

これを使う事で、

・ペンを持ち変える必要がないし、探したり選ぶ必要もない
・消しゴムはペンの後ろにあるので、探す必要がない
・これ一本あればいいので、持ち運びに便利

というメリットが生まれました。

便利すぎて、黒のボールペンを忘れてしまい、隣席の人に借りたのも、良い思い出です。

鞄のとりやすい所や、胸ポケットに入れておけばいいだけであり、いつでもどこでもメモを取る事も出来るので、かなり効率良く過ごす事が出来たと思っています。

 

また色には、隠れた力を持っています。

「青色のペンを使うと、集中力が増しやすい」という話です。


「青ペン書きなぐり勉強法」といい、20年前から早稲田塾に通う生徒に向けて提唱していた勉強法の一つだったそうです。

実施された当時は、「赤緑青(せきりょくせい)の力」として、
・弱点の「赤」
・気付きの「緑」
・記憶の「青」

とペンの色ごとに定義づけしてノートを作るという方法を教えていました。
それが、そのうち「記憶の青」だけが飛びぬけて有名になり、全国の受験生・社会人にまで浸透しているようです。
この実践に必要なのは、「ノート」と「青ペン」だけです。
後はひたすら覚えたい事、見聞きした事を、ひたすら青ペンでノートに書きなぐる事です。

 

というように実践すると、色の持つ力により、人は大きな影響を受ける事になります。

私は、赤色を用いていましたが、ある程度の結果を残す事は出来ました。

赤色のペンは身近な存在なので、皆さんもよく利用すると思います。

アンダーラインやメモ・補足として書き込む事は多いと思います。

「弱点の赤」としていますが、赤色は、「重要な話」の時に使うと良いという事のようです。

という事は、当時の私にあてはめると、全てを重要な話として捉えていたのではないかと思います。

ただ、記憶を定着させるという事については、弱かったのかもしれませんね。

ですが、私は「全て赤ペンで書かれたノート」というのに違和感を持たなくなりましたし、赤一色の文字を見る事で、「勉強しなきゃ」と思うようになりました。

 

基本的に、書籍はほぼすべてベースの色は黒です。

日常にあり過ぎています。

逆に、赤一色(青一色)のノートというのは、まずみかけないと思います。

それくらい「非日常的」な存在になります。

そのため、赤一色の文字を見ると、頭が勝手に勉強モードに入りました。

習慣化が出来ていたのだと考えています。

このブログも赤一色か、青一色で書きたいと、本気で思っています。

 

という訳で、

皆さんも、一度赤ペンだけ、または青ペンだけの習慣を始めてみませんか?

そこから、どうしても必要であれば、1~3本程度、増やしていけばいいと思います。


今回は、ここまで。

参考書・問題集をカラフルに仕上げる必要があるか?

皆さん、こんにちは。

今回は、学習の時に使うペンについてです。

 

皆さんは、何か重要項目を見つけた時に、参考書・ノート・問題集に直接アンダーラインを引くと思います。
自分の中でルールを作って、蛍光ペンを使ったり、シャープペンで引いたりと、様々だと思います。

 

以前にも記述しましたが、私が使っていた(使っている)のが、

フリクションボールペンの青0.5mm」です。

 

講義を受けたり、独学で勉強したりとスタイルは様々だと思いますが、学習中は、ラインを引いたり、文字を書き込んで強調したりしていると思います。

それは構いませんが、最初から、ガンガンラインを引く人がいます。

真新しい部分には全て塗りつぶすような感じで引いていき、ページの大半が黄色になってしまうような教科書を見た事があります。

これでは何が重要部分なのかが、まるでわかりません。

そうなると、次に使う手段が「重ね塗り」です。

別の色(たとえば赤の蛍光ペン)を上からラインを引いて、目に飛び込んでくるように強調していました。

 

実は、これはこれで、手法としては悪くないと思います。

これは大学受験のような他教科の授業を受けながら学習を進める人には、良い方法だと思います。

授業中、瞬間的に対応しないと授業の流れに乗り遅れてしまうと思うので、とりあえずラインを引くという方法は、悪手では無いと考えています。

その方法を昇華させた人は、

最初のラインは〇〇色
2回目のラインは〇〇色
3回目のラインは〇〇色

というように塗る色を決めて、見返した時に、

「この色を使っているから、ココの部分は何回もミスをしている」

というのが分かり、それを自分の弱点として何度も繰り返して克服するという方法をとっていました。


心配になるのは、筒状のような筆入れに、大量の蛍光ペンや色付きのボールペンを準備し、何のルールも無く使いたい色を使っているような人です。

そんな人の大半は、大量のペンの内の2~3割程度しか使っていないと思いますし、実際観察していてもそうでした。

実際に聞いてみると、

「勉強を楽しくさせたい」
「何かあった時のために必要」

と、心情的な支えとして必要としているのかな?という答えばかり返ってきました。

 

成績の上位者のスタイルをみると、そんなにモノを持っていない人ばかりでした。

使っているのを見ていると、

シャープペン
蛍光ペン1~2本
色付きのボールペン1~2本

といった感じでした。

中には、シャープペンと赤ペンの組み合わせだけの人もいましたし、シャープペンと蛍光ペンの組み合わせの人もいました。

傾向としてあったのは、最小限のものしか机の上に並んでいなかったという事でした。

基本的に机の上は、勉強中でも綺麗に片付けられ、整理されている人ばかりでした。

 

以前にも投稿しましたが、皆さんの机の上は片付いているでしょうか?


ちなみに私が試験対策中に使っていたのは、上記のボールペンの赤だけでした。

今なら青を使っていたのですが、当時はこれ一本だけで、全てに対応していました。

 

続きます。

今回は、ここまで。

学習場所を見つけるためのポイント

皆さん、こんにちは。

 

この夏の暑さを、何とか乗り切っているでしょうか?

私の家の近くに塾や予備校があるのですが、夏休みという事もあり、入り口前にズラリと早くから自転車が並んでいます。
閉館間際まで机に向かって自習や講義を受けている姿を見かける事が出来ます。

皆さんの目標が達成できるよう、頑張って欲しいものです。

 

さて、皆さんは学習する場所というのは、複数持っていますか?

一か所でやり続けて集中出来るというのであればいいのですが、どうしても気分が乗らなく、気分転換が必要になってくる場合もあります。

別に自宅でやらないといけないという決まりはありません。

学校でだけ勉強をして家ではしないとする事で、勉強にメリハリをつけていた人もいます。

私も過去には、学校や資格学校でだけの学習を中心に行い、家ではあまりしていませんでした。

家では集中できない事もあったからです。

そのため、色々なファストフード店やコーヒーショップの一席を利用して、参考書や問題集を開いていました。

ただ、公共の場という事もあり、集中出来る時もあれば、出来ない時もありました。

 

周囲に大きく影響されてしまうからです。

 

子供が大声を出したり、走り回る(?)ような所だと、なかなか集中する事は難しいです。

また、落ち着いた雰囲気の店舗でも、満席に近い状態であれば、自分の世界を作りにくいでしょうし、そもそも自分の席すら確保できないかもしれません。

例え確保できたとしても、目の前がカップルで見せつけられてしまったり、大声で電話をかけられたり、空調の冷気を直接浴びせられたりと、とても大変です。

 

図書館も一つの手段ではあります。

ですが、ここはかなり競争率は高いです。

開門と同時に座席争いが始まり、少しでも遅れようものなら、あっという間に満席となり、泣く泣く他の場所を探すために別の場所に移動しないといけません。

何度敗れた事か・・・。

場所を変えるための移動の時間も無駄になってしまいますね。


そんなわけで、私は開店と同時に、または24時間営業のような所だったら、かなりの早朝(朝4時、5時)から足を運び、自分が余裕をもって座席を選べるような環境の時に、集中してやれそうな場所で勉強をしていました。

たまにいびきをかいているオッサンもいましたが(苦笑)。


まず、場所としては「端っこ」、または「壁際」です。

両側にスペースがあるよりも、片側だけでも遮蔽するものがあれば、視界が遮られ、自分の世界に入りやすくなります。

出来れば目の前も壁の方がいいのですが、なかなか無いと思います。

次に、空調の風・冷気が直接降り注がない所です。

前回までに話しましたが、冷気にあたり過ぎると体調が簡単に崩れます。

知らぬ間に身体が冷え切ってしまい、疲労が蓄積しやすくなってしまいます。

また、ソファーのような席では無く、椅子に座る方が集中しやすいです。

椅子が柔らかすぎると、身体が安定しないので集中しづらいです。

公共の場所で学習するときは、こういった事を意識して探した方が、勉強は捗りやすいです。

 

あとは、一杯のコーヒーだけで何時間も粘らず、おかわりとかを積極的にして挙げて下さいね?

店員にマークされても居心地が悪くなるだけですから。


今は、夏休み期間中です。

普段よりも多くの人で、どこもごった返してしまいます。

ライバルは多いですが、色んな所に学習場所が確保できるのであれば、精神的に余裕が生まれます。

暑い日が続きますが、乗り切って、合格や目標達成が出来るよう、頑張っていきましょう。


今回は、ここまで。

冷房病についての話の続き

皆さん、こんにちは。

 

我慢せずに空調を使っていますか?

過去の話ですが、知人が真夏の炎天下、部屋のクーラーをガンガン効かせ、毛布にくるまるという不思議な行為を行っているのが、毎年の夏の風物詩でした。

 

それはともかく

 

最近のクーラーは、温度調節が旨く出来るようになり、極端に冷える所とそうでない所の差が小さくなってきています。

温感センサーの働きで、暑い所にはより強く、そうでない所には適度にというような事が出来るようです。

 

凄いですね。

残念ながら、私の部屋のクーラーはそんな機能が付いていないです。

なので、適度な調節を手動でしないといけないです。

 

勉強部屋のような、自分の部屋であればまだいいのですが、職場の空調というのは、なかなか調整が難しいです。

空調の冷気の吹き出し口のすぐ近くで、冷風をまともに受けるような席では、身体が冷え切ってしまい、とても仕事に集中する事は難しいです。

職場なので、席を変えて欲しいという主張をしても難しい所がほとんどなので、自分で何とか防寒対策を行なわないといけません。

真夏なのに、おかしな話です。

 

前回、冷房病の概要を記載しました。

冷房が強く効いたエリアに長時間いたあと、灼熱の外気温にさらされると、一気に身体に変化を与えてしまいます。
これを繰り返してしまう事で、自律神経の乱れにより体温調節が難しくなり、血行不良・発汗抑制・疲労物質の蓄積等により、全身のだるさ・疲労感や、夏バテと言われる状態になりやすくなってしまいます。

そんな状態では長い(?)夏を乗り切る事が出来ないので、対策を打たないといけないです。

周囲への嫌がらせのように、ダウンジャケットを用意したり、マフラーをしたりしてでも、体温を確保しないといけないですね。

ひざ掛けを使用している人もいるでしょうが、それでは間に合わないと思います。

 

体温調節もそうなのですが、私が一番意識している部分があります。

「ドライアイ」

です。

 

冷風でなくてもいいのですが、強い風(空気の流れ)を受ける事で、水分は揮発します。

喉や肌も影響をうけますが、眼も同様です。

空気にさらされる事により乾燥しやすくなり、少しずつ影響を受けていきます。

これにより、疲れ目という状態になりやすくなりますが、さらに進行してしまうと、「頭痛」「肩こり」、「目のかすみ」「視力低下」に繋がっていきます。

私もオフィスで冷気を浴び続けると、眼の渇きと頭痛、眼の奥の痛みが発症します。

パソコンと向かい合っているので、「ブルーライトカットの眼鏡(度無し)」をかけていても生じます。

そうなってしまうと、眼を開けておくのもつらくなり、作業に集中する事すらできないです。

そのまま全てを放り投げて、どっかに遊びに行きたくなってしまいます。


可能であれば、冷風の直撃を受けない所にいるというのが一番なのです。

クーラーに風防をつけるような事が出来れば、多少は緩和しますが、理解を得られるかどうかはまた別の話になってしまいます。

席替えの交渉が必要ですね。

一番お金がかからないですから。

サンバイザーのような、帽子のつば部分で回避するのも手ですが、理解は得られにくいかもしれません。

サイトによっては、「ツボ押しを活用しよう!!」とありますが、気休め程度だと思います。

どれも難しければ、身体が冷え切ったり、悪影響をもたらす徴候を感じたら、軽い体操・ストレッチ等で、体温を取り戻すような事をする方法もあります。

 

冷気・冷風の直撃を受けざるを得ない方がいたら、防寒対策をしっかり行い、体調不良を引き起こさないようにしましょう。

 


今回は、ここまで。

 

空調の嫌な思い出と冷房病の話

皆さん、こんにちは。

 

前回は「集中力維持のためにも、適度な温度に調整しよう」という話をしました。

紋切り調のように「28度」に設定しなくてもいいという話です。

 

私は以前、小売店で働いていた時がありましたが、その時に指定されていたのは「28度」でした。

じっとしていたら、まぁ大丈夫(酷くはない)なのですが、ちょっと動いたりするとすぐに汗ばむような状態で、設定温度を下げたくて仕方がない状態でした。

いつも「クーラーが効いてないね」といわれていたのですが、上層部からの指示でそれが出来ませんでした。


クーラーで思い出しましたが、私は社宅として某アパートをあてがわれていました。

それは良いのですが、クーラーです。

 

「電源を入れると、自動的に3時間で切れる設定」

 

がされていました。

なかなか信じてもらえなかったのですが、リモコンをみても、本来タイマー設定ボタンがあるべき所にボタンがないのです。

電源を入れると、「自動的に3時間のオフタイマー」が設定されるような仕組みになっていました。

 

仕方が無いと思って使っていましたが、本格的な夏を迎えた時に大変な事が起きました。

夜寝る前に電源を入れても、3時間で切れてしまいます。

部屋には断熱材も使われておらず、すぐに温度が上昇していきます。

4時間後くらいには汗だくで目が覚めるという状況が、ずっと続きました。

これでは快適に寝る事も出来ないですし、翌日に睡眠不足を引き起こすのでパフォーマンスも低下します。

 

今思い出しても、ひどい環境でした。

おそらくですが、そのアパートが「マンスリー契約だと、光熱費無料」という事をしていた(している?)ため、つけっぱなしだと設備の寿命も縮むし、光熱費も莫大にかかってしまう可能性があるため、強制的に3時間しか電源が入らないようにしているのではないかという憶測を立てています。

調べると、アパートを管理している会社に言えばリモコンを取り換える事が出来たようでしたが、当時はそんな情報は入ってきませんでした。

ですので、自分で市販のリモコンを購入し、それ以降は快適に寝る事が出来るようになりました。

それぐらい、クーラーの影響は大きいです。

今でもその時の状況を思い出すだけで、汗が出てきそうになります。

 

それはともかく、勉強をする時は、外的な要因として室温が大きく影響を与えます。

今は夏場なので「暑さ対策」の方に焦点が行きますが、冬場だと「足元の冷え」が焦点になったりします。

夏の暑さには、クーラーで対策するのが手っ取り早いのですが、室温が低すぎても集中力は低下しやすくなってしまいます。

タイトルにも書きましたが、「冷房病」というものです。

 

冷房病(れいぼうびょう)という病名は存在しない(正式な病名ではない)。
冷房が強く効いたエリアに長時間いた後、外気温にさらされることを繰り返したときに起こる体調不良といわれているが、実際には冷房との関連ははっきりしないことが多い。
日本独自の概念であり世界では通用しない。
自律神経の働きが不安定な乳幼児や老人、薄着で冷房の強いオフィスにいることが多い女性労働者に多く見られる。


少し長くなりそうなので、今回はここまでにします。

次回は、冷房病についてです。